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アスベストを含むスレート屋根はリフォームできるの?見分け方とリフォームの方法について

2022/05/07

多くの方が「アスベストは危ない」という考えを持っていると思いますが、実は屋根の性能に関してアスベストは耐久性が非常に優良な素材です。
そのため、アスベスト入りのスレート屋根と比較して、アスベストを取り除いた屋根は耐久性が弱く、大きな台風や地震が来ると割れや剥がれが起こるようになってしまいました。
アスベスト入りの屋根には健康面の、取り除かれた屋根には耐久性の、どちらにも問題があります。
今回はご自宅の屋根がアスベスト入りの屋根か確認し、どのような屋根のリフォーム方法が適しているか見てみましょう。
ここでは、アスベストを含んだスレート屋根の見分け方と屋根リフォームの方法をご紹介します。

アスベストを含んだスレート屋根の見分け方と屋根リフォームの方法について

アスベストを取り除いたスレート屋根の耐久性低下が問題に

健康面で見れば「アスベスト=危険」というイメージがあるアスベストも、屋根の性能で見れば入っているかどうかで耐久性に大きな影響を及ぼす素材です。
そのため近年、アスベストを取り除いたスレート屋根の耐久性における欠陥が増加し、スレート屋根にアスベストが入っていないから逆に不安という方増えています。

そんなアスベストですが、2006年前後から住宅建材にアスベストを使わないように法律で規制されました。
法規制もあり、住宅建材メーカーはアスベストを取り除いた屋根を開発、販売するようになり、多くの方に使われてきました。

しかし、アスベストを取り除いた安全なスレート屋根が多くの方に使われるようになって10数年、安全なはずのスレート屋根でトラブルが起こるようになってきました。
元々、アスベスト入りのスレート屋根の寿命は長くて30年程度でした
しかし、アスベストを取り除いた屋根では、屋根の表面部分に剥がれや割れが起こってしまうのです。
アスベストを含んでいない屋根材だと屋根の寿命は短くなるため、通常の寿命よりも早く改修工事をする必要があるのです。

アスベストが取り除かれた屋根かを築年数から判断することは困難

アスベストを含む屋根かどうかは「築年数、または製造年月日で分かる」とされていることが多いです。
上述の通り、アスベストを用いることが2006年から全面的に認められなくなりました。
しかし、実は国内では1970年代から次第に健康被害が見受けられるようになっていたのです。

アスベストの健康被害を見越して、法律が規制される前からアスベストが入っていないスレート屋根を開発、販売する住宅建材メーカーも出てきました。
そのため、2006年以前から採用されているアスベストを取り除いて製造されたスレート屋根も多いため、「2006年より前に製造=アスベストが入った屋根」と一概には言えないのです。
例えば、アスベストが入っていない平板スレートで有名な「パミール」が発売されたのは1996年です。
この例で言えば、全国的に法律で規制される2006年まで10年も期間が空いています。
「2006年以前に建てられたものだからアスベスト入りだと思い込んでいたが、実は入っていないスレート屋根だった」というケースもあるのです。
住宅の築年数や施工した年で見分けられる場合もありますが、あくまでも目安としてください。

製品名がわかればアスベスト入りの屋根か判断できる?

ご自宅の屋根の名前さえ分かれば、アスベスト入りの屋根か判断できることもあります。
かつて多くの方がご自宅の屋根材に採用していたアスベスト入りの屋根一覧を、住宅建材を製造および販売する企業は公開しています。
ご自宅のスレート屋根がないか照らし合わせてみましょう。

しかし、スレート屋根の見た目や特徴だけで製品名を特定しようとしている場合は注意が必要です。
スレート屋根のデザインはどれも似たり寄ったりで、製品名を特定することは非常に困難と言えます。
なお、アスベストだけを除き、デザインはそのままという商品も販売されています。
見た目だけでアスベストの有無を判断するのは難しいでしょう。

加えて、家を建てた際の図面から判断するという方法もありますが、設計図に書いてあるスレート屋根材と屋根に使われた屋根材が異なるケースがあります。
本来であれば、図面に書かれてある通りの屋根材を使うべきです。
しかし、スレート屋根は新品の状態でも全般的に見た目はほとんど一緒です。
そのため、「見分けがつかないし似ている製品であれば何を使っても一緒、むしろ安く済ませよう」という風潮が建築業界にははこびっているのです。

スレート屋根にアスベストが含まれているか判断する1番有効な方法とは?

屋根にアスベストが含まれているかは「屋根の現状」で確かめる方法がベストです。
アスベストを取り除いた屋根は、上述の通りアスベスト入りの屋根に対して耐久性が弱いです。
住宅を建ててから、または屋根を施工してから10年も経過していれば、アスベストを含んでいないスレート屋根には欠陥が出てきている場合が多いでしょう。
さらに築20年も経てば、ヒビ、割れ、欠け、剥がれなどが起こってしまいます。
アスベストを除いたスレート屋根に対してアスベストが入った屋根は耐久性が十分にあるため、不具合が少ないのが特徴です。

2階の窓から1階の屋根部分を確認できる場合は、目で直接屋根の状態を確認してみましょう。
屋根の施工から20年未満で、屋根にヒビや割れがある場合はアスベストを含んでいない屋根である場合が多いです。
ご自身での確認が難しい場合は、専門業者に一度確認してもらいましょう。

一つ注意点として、ご自身で屋根の上に登って確認することはやめましょう。
もし、ご自宅の屋根がアスベスト無しのスレート屋根だった場合、耐久性が弱いため簡単に割れたりヒビが入り、大事故につながる恐れがあります。

アスベストが含まれている屋根をリフォームするのに適した工法は?

アスベストが含まれている屋根をリフォームする場合は、カバー工法、または葺き替え工事がおすすめです。
特に、費用を抑えたい場合にはカバー工法が適しているでしょう。

カバー工法とは既存屋根の上から防水シートと新しい軽い屋根材を張る工法となります。
アスベストは処分費用が高額になるため、アスベストを処分せずに閉じ込められるカバー工法を推奨しています。
しかし、状態としてはあくまでも閉じ込めているだけ、言い換えれば「くさいものにフタをする」状態です。
アスベストの撤去を行っていないため、屋根内部にアスベストは残ったままになっているので、やはり健康被害が気になるところです。
理想を言えば、葺き替え工事を行って既存の屋根はすべて交換してしまった方が良いと言えるでしょう。

葺き替え工事は既存の屋根を一度すべて解体・撤去するため、アスベストが屋根に残ることはありません。
しかし、上述のようにアスベストの撤去・処分費用は高額になりがちなので、工事費用が高額になってしまうのがネックとなります。

どちらの工法が適しているのか?そもそも屋根にアスベストが含まれているのか?
いずれにしても専門業者のプロの目による診断が必要となります。
山口板金は軽量な屋根材を用いたカバー工法を得意としていますので、気になる方はいつでもお気軽にお問い合わせください。

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