草津市にて雨漏り修理〈スーパーガルテクトにてカバー工法〉
2024/04/25
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
草津市にお住まいの方より、雨漏り修理のご依頼をいただきました。
築40年のご自宅が屋根が劣化しているので、おそらくそちらから雨漏りを起こしているようだ、とのことでした。
お伺いして調査を行ったところ、屋根の経年劣化が進行して全体にカビや苔が生えている状態でした。屋根材と下葺き材のルーフィングの耐用年数も超過しているため、屋根から雨漏りを起こしていました。
下地に少したわみが見られる状態を考慮して葺き替えか、既存のカラーベストの上から耐久性向上のために野地板を増し張りした上でのカバー工法をご提案いたしましたが、ご予算の都合で最低限の工事をとのことでしたので、カバー工法を行いました。
草津市にて雨漏り修理(カバー工法)を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の既存カラーベストの様子です。
表面の塗装がすっかりなくなっており、全体にカビや苔が生えています。
カラーベスト(化粧スレート)はセメントが主な素材で、防水性をもつ塗料による膜が劣化すると、屋根材が水を吸うようになります。
水を吸ったときに膨張し、乾燥すると収縮することを繰り返すことで負荷がかかり、ひび割れや浮きがおこります。
カラーベストの耐用年数は25~30年ですので、屋根材自体の寿命がきていました。
スレート屋根を新しくするには、カバー工法と葺き替えという二つの方法があります。
葺き替えは今の屋根を撤去して新しくする方法で、カバー工法は今の屋根を撤去せずに上から葺く方法です。
カバー工法は今の屋根を撤去しない分、費用を抑えて工事ができるメリットがあります。
ルーフィングの施工
まずは棟板金などの板金を撤去した後に、新しいルーフィングを敷いていきます。
屋根にひび割れなど隙間ができて雨が吹き込んでも、このルーフィングが雨を弾いて雨漏りから守ってくれます。
分譲住宅やローコスト住宅で使用されているルーフィングの耐用年数は、約10年程度です。
弊社では、20年~30年の耐用年数をもつ改質アスファルトルーフィングの使用をおすすめしています。
今回は、田島ルーフィングの「PカラーEXプラス」を使用しました。
本体屋根材「スーパーガルテクト」の施工
ルーフィングの上から、屋根材本体を葺いていきます。
屋根材は軽くて耐久性の長い、「スーパーガルテクト」をご提案いたしました。
屋根が二重になるカバー工法におすすめの軽量な屋根材で、耐用年数は25~30年です。
錆につよい建材であるガルバリウム鋼板をさらに改良し、防錆力が向上した長耐久ガルバを基材として、遮熱塗料が表面に焼付塗装されており、さらに断熱機能も備えた高機能な屋根材です。
施工後
こちらが施工後の様子です。
草津市でもよく雪が降る地域のため、雪止めをつけさせて頂いております。
お住まいの地域に合わせたご提案を行っております。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
屋根の劣化が進んでしまうと、見た目がわるくなってしまうだけでなく、屋根材自体の劣化が進行すると雨漏りを起こしてしまいます。
また屋根材にも耐用年数がそれぞれあり、それを超えて使用されていると雨漏りのリスクが高くなります。
瓦屋根は50年以上もつ屋根材ですがそれでも永久にもつわけではなく、また漆喰などのメンテナンスが必要です。
屋根材によって耐用年数やメンテナンス方法が異なります。
お家にどんな屋根材が使用されているかを確認されて、状態や耐用年数を把握されておくことをおすすめいたします。
山口板金は京都市を拠点に、草津市など近隣地域でも工事を承っております。
雨漏り修理や屋根修理をご検討の方は、屋根の専門職人・山口板金に一度ご相談ください。
現場住所 | 滋賀県草津市 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 約40年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト(シェイドチャコール) |
工事金額 | 69万円 |