京都市左京区にて瓦屋根葺き替え工事
2020/09/19
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都市左京区にて屋根葺き替え工事を行いました。
築40年程の瓦屋根のご住宅で屋根の劣化が全体的に激しく、瓦の割れや破損が発生しているとのお問い合わせを頂きました。現地調査をさせて頂いたところ瓦はかなり劣化が進行しており、瓦の破損だけででなく、棟瓦が崩れているなど非常に雨漏りのリスクが高い状態です。瓦の状態から葺き直し工事では耐久性に不安が残るため、より、耐久性が確実な葺き替え工事のご提案をさせて頂きました。お客様も屋根を軽量化されたいということでしたので、軽量かつ高耐久な金属屋根「ガルバリウム鋼板」による葺き替え工事を施工させて頂く運びとなりました。
施工の様子
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。瓦の劣化が激しく棟瓦は崩れてしまっています。全体的に脆弱な状態なため、いつ雨漏りが起こってもおかしくありません。また瓦が強風などで落下する危険な状態でもあります。
今回は葺き替え工事のためまずは劣化した瓦を全て撤去していきます。
こちらの現場は隣家との幅も狭く、足場が組むスペースが確保できなかったため、梯子を何度も掛けて作業を行いました。
瓦の撤去
こちらが瓦をすべて撤去した状態です。長年の瓦の重みで下地にゆがみが発生していたため、高さを調整して水平にした上で新しい野地板を増し張りしていきます。
野地板の増し張り
高さ調整に使用するのは垂木という木材です。野地板は構造材で、屋根を支える重要な部材です。
防水シートと屋根材の施工
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、野地板の上から防水シートを張って新しい屋根材を施工して完了です。
防水シートは屋根材の下にあり、屋根材が劣化して隙間から雨水が入り込んだとしても、最終的に雨水をブロックする非常に重要な下地材です。
今回は立平葺きにて施工を行いました。
立平葺きは金属屋根の葺き方の種類の一つであり、一枚の縦に長い金属板を葺くため排水性が高く、コストパフォーマンスが高い屋根の施工方法です。
完工
工事後に得られる効果
葺き替え工事により美観性は勿論のこと、雨漏りのリスクが低下し、崩れかけていた瓦が撤去されたことで安全性が向上しました。
また下地を新調したことで屋根全体の耐久性、防水性が向上致しました。
施工担当者より
お客様のご希望であった屋根の軽量化もできたためお客様も大変お喜びいただけました。
この度は山口板金にご依頼いただきありがとうございました。また何か気になることなどございましたらお気軽にご相談ください。
京都市での瓦屋根の葺き替えは山口板金にお任せください。
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現場住所 | 京都市左京区 |
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施工内容 | 屋根葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 7日 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板 |
工事金額 | 100万円 |