京都市右京区にて屋根修理・カバー工法〈ガルバリウム鋼板の立平葺き〉
2025/07/10




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
こちら、現在は住まわれていない別荘とのことですが、メンテナンスをしたいとご依頼いただきました。
実際に現場で拝見させていただいたところ、アスファルトシングルという屋根材を使用されており、黒く変色している部分も多く、かなり劣化しているご様子でした。
普段お住まいにはなられていないとのことですので、耐久性が優れており、メンテナンスの頻度を減らすことができるガルルバリウム鋼板を提案させていただきました。
施工前


こちらが施工前の屋根の様子です。
使用されていたアスファルトシングルは、ガラスにアスファルトを染み込ませ、表面に石粒を接着させた屋根材です。
薄くシート状なので、様々な形の屋根にマッチしやすく、もとは、北米で人気のある屋根材でしたが、暖かな雰囲気も好まれ、2007年以降日本でも使われるようになりました。
安価で、デザイン性も高いアスファルトシングルですが、耐用年数は、15年から30年ほどで、現在多く普及されているガルバリウム鋼板よりも早くメンテナンスの必要がでてきます。
築30年のこちらのお住まいも、汚れや劣化がみられ、屋根工事が必要な時期でした。
実際に拝見したところ、全体的に黒ずんでおり、屋根材と屋根材の間の溝には泥などの汚れがたまっている状態です。
この屋根材は、シート上で薄いため、耐風性が弱く、強い風にあたるとめくれ落ちるデメリットもあり、表面に吹き付けられた石粒が剥がれ、飛散することも。
現在お住まいにはなられていないとのことでしたが、通りすがりの方をケガさせてしまうことも心配でした。
施工中
足場の設置

丁寧に施工するため、足場を設置させていただきます。
防水シートの設置


今回「カバー工法」を採用させていただきましたので、既存の屋根の上から新しい防水シート(ルーフィングシート)と屋根材を設置させていただきます。
こちらのルーフィングシートはエコルーフとよばれるもので、通常のルーフィングシートよりも通気性に優れ、屋根内に湿気がたまることを防ぐものです。
木材が腐食したり、カビができにくくなり、屋根にとって良い環境を保つことができます。
また、くぎ穴シール性というものが高く、くぎや、ビスを打っている部分を密閉して、水分の侵入を防ぐ効果があります。
屋根葺き<ガルバリウム鋼板の立平葺き>


新しくガルバリウム鋼板の立平葺きを設置していきます。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛合金でメッキされた鋼板で、軽く、耐久性がある屋根材です。
また、ガルバリウムを長い板状にしたものを縦に並べる、立平葺きを採用しており、雨水を下に流しやすく、水の侵入を防ぐ効果があります。
費用も抑えることがれきるため、コストを抑えたいというお客様に人気となっています。
施工後


これにて完工です。
担当者のコメント
このたびは「山口板金」にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
こちらの建物は別荘にてご使用されているおり、定期的な管理が難しいお住まいでしたが、ガルバリウム鋼板を設置させていただき、安心かつ、長期的なメンテナンスが不要のお住まいとなりました。
アスファルトシングルと違い、剥がれ落ちたり、飛散したりすることもありません。
この金属屋根の施工は、山口板金でも多く取り扱ってきており、得意な工事の一つです。
また、今回採用させていただきました「カバー工法」は、既存の屋根の上から新しい防水シートや、屋根材を設置するもので、廃材を処分する必要がないため、比較的ローコストで工事が可能となっています。
屋根修理、屋根工事のことでご心配ごとがありましたら、お気軽に「山口板金」にご相談ください。
現場住所 | 京都市右京区 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 30年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 1日 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板の立平葺き |