京都市右京区太秦にて屋根修理〈築30~40年スレート屋根をスーパーガルテクトによるカバー工法〉
2024/01/17
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
太秦にお住まいの方より、今の屋根が劣化してきて剥がれたようになっており、そろそろ修理を考えているので一度見に来てほしいというご相談をいただきました。
早速現地に調査に伺ったところ、以前に一度塗装されたとのことですが、既存屋根の塗装が特に南面で経年劣化が進んでぼろぼろになり剥がれが多く見られました。
築30~40年ということで、スレート屋根の耐久時期を考慮して屋根リフォームが必要と判断しました。下地までは傷んでいなかったので、カバー工法による屋根修理をご提案いたしました。
京都市右京区太秦にてスーパーガルテクトにてカバー工法を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の既存スレート屋根の様子です。
以前に一度塗装をされたそうですが、経年劣化で塗膜が剥がれてきています。
特に日当たりのいい南面の劣化が激しく、塗装が剥離を起こして白い屋根材の基材が見えてしまっています。
スレート屋根はセメントが主材のため、露出してしまうと雨を吸い込み、吸水と乾燥を繰り返すことでひび割れや反りなどが発生します。
今回は下地までは劣化していないのでカバー工法が施工可能です。
ルーフィングの施工
既存の屋根の上に、ルーフィングを張ります。
屋根材がひび割れなどを起こして隙間から雨が内部に入り込んでもこのルーフィング(防水シート)が、建物内部や下地である野地板までの雨の到達を防ぎます。
築30年を超えてくるとこの防水シートの耐用年数が切れていることが多いので、ルーフィングを新しくできるカバー工法や葺き替えが必要です。
カバー工法は構造的に湿気がこもりやすいので、通気性の高い「換気エコルーフ」を使用しました。
屋根材本体の施工
ルーフィングを張り終えましたら、上から屋根材を施工していきます。
使用した屋根材はIG工業の「スーパーガルテクト」。お色はシェイドグリーンです。
カバー工法で屋根が二重になると重量が増して耐震性に影響が出ることをご心配される方もおられますが、スーパーガルテクトをはじめとする金属屋根は屋根材の中でも最も軽量ですので、上にかぶせても耐震性に影響がでる重量にはなりません。そのためカバー工法には最適な屋根材です。
また断熱材も一体化されており、屋根の熱が内部に伝わって室内が暑くなることを防ぎます。
施工後の様子
こちらが施工後の様子です。こちらは大屋根の写真ですが、下屋根も同じようにカバー工法で屋根リフォームしています。
こちらの屋根は元々太陽光パネルが設置されていましたが、一度はずしてからカバー工法を行いました。
この後もう一度元に戻します。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
スレート屋根は、定期的な塗り替えが必要な屋根です。
しかし屋根材そのものの耐用年数は20~25年ですので、この年数を超えてきますとそろそろ葺き替えやカバー工法などの屋根のリフォームが必要になります。
上でもご紹介しましたが、築30年を超えてきるとルーフィングの耐用年数も切れてくるので、雨漏りのリスクが高くなります。
雨漏りが起きていて野地板まで傷んでいる場合には葺き替えが必要ですが、そうでない場合にはカバー工法を行うことで葺き替えよりもコストを抑えることができます。
弊社では屋根の状態や、お客様のご要望に合わせた工事プランをご提案いたします。
京都での屋根修理や屋根リフォームをご検討の方は一度ご相談ください。
現場住所 | 京都市右京区太秦 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 30~40年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 4日 |
工事金額 | 180万円(200㎡、下屋根あわせて) |