京都市南区にて屋根修理〈築17年スレート屋根カバー工法〉
2023/04/05
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都市南区のこちらのお客様より、築17年が経過したスレート屋根の葺き替えを考えているとのご相談を受けました。
現地調査を行ったところ、こちらのお家は北側に面しており、日当たりが良くないため屋根の上の水捌けが悪くカビや苔がたくさん発生しておりました。
しかし下地まで傷んでいる様子はないため、葺き替えではなくカバー工法をご提案いたしました。
屋根裏に結露も発生しておりましたので、今回は結露防止のため換気機能を向上するため換気棟の設置も併せてご提案しています。
耐久性の高い屋根材と下葺き材をご希望でしたで、スーパーガルテクトとニューライナールーフを使用しています。
施工の様子
施工前
こちらが施工前の屋根の状態です。
日当たりの悪い場所にはどうしても苔やカビが生えやすくなってしまいます。
屋根表面に生えた苔やカビは、屋根メンテナンスが必要な証拠。本来スレート屋根表面は塗膜で守られており、カビや苔が生えない環境となっています。しかし、屋根の上という過酷な自然環境に晒され続けることにより、経年劣化で塗膜は劣化してしまうと屋根材がむき出しとなり、水分を吸ってカビや苔がより生えやすくなります。
カビや苔があると常にそこに水分がある状態なので屋根材の劣化は早まってしまいます。
実際にひび割れなども見られる状態でした。屋根材の劣化が進んでいる場合には屋根塗装よりも屋根カバー工法など屋根リフォームの方が適しています。
施工中
今回はカバー工法のため既存の屋根の上から、ルーフィング、屋根材を葺いていきます。
今回は施主様のご要望で、田島の「ニューライナールーフ」を使用いたしました。このニューライナールーフは下葺き材の中でダントツに高いグレードをもつもので、耐久性は30年を誇ります。
25年以上の耐久性を持つスーパーガルテクトとも、相性のいい下葺き材と言えますね。
施工後
こちらが施工後の様子です。
耐久性が高く、断熱遮熱機能にも優れた「スーパーガルテクト」で仕上げています。
金属屋根は凹凸も少なく、吸水性が低いためコケやカビも生えにくい屋根材です。
結露対策のために換気棟も取り付け、屋根裏の結露・カビ対策もばっちりです。
工事によって改善した点・期待できる効果
苔やカビが生え、ひび割れも生じていた屋根をカバー工法することで、雨漏りリスクがなくなり屋根の耐久性そのものが向上しました。
屋根裏に結露が発生していましたが、換気機能の高い換気棟を設置することで換気機能も向上しています。
施工担当者より
この度は、山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
スレート屋根の寿命は20年~25年ですので、築17年程度の場合には先のことを考えると塗装よりもカバー工法や葺き替えをした方が、長い目で見るとお得です。
お客様からは、葺き替えではなくカバー工法で済んで安くなってよかったとお喜びいただけました。
耐久性の高い屋根材と下葺き材を使用しておりますので、今度30年は安心してお住まいいただけます。
スレート屋根について特徴やメンテナンスについて詳しくは下記をご覧ください。
屋根リフォームをお考えの方へ
屋根に換気棟を取り付けることは、建物内部の健康と快適性を維持するために必要です。
換気棟は、屋根裏や天井空間の通気性を確保することにより、湿気や熱気を除去し、結露やカビの発生を防ぎます。これにより、健康な居住環境を維持することができます。
また、屋根材や防水シートを乾燥させ、耐久性を保つことができるため、雨漏りのリスクを低減することができるのです。
さらに、屋根裏の熱気を排出することで、室内の温度を下げ、夏場の冷房費用を削減することができます。換気棟の取り付けは、専門的な知識や技術が必要です。屋根修理のプロに依頼し、安全かつ確実に換気棟を取り付けてもらいましょう。定期的な点検やメンテナンスを行うことで、換気棟の効果を維持し、健康な居住環境を維持することができます。
屋根の換気棟については下記の記事もご参照ください。
屋根の「換気棟」とは?役割やメリット・デメリットを解説
京都の屋根修理・雨漏り修理は山口板金にお任せください!
現場住所 | 京都市南区 |
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施工内容 | 屋根修理〈カバー工法〉 |
築年数 | 約17年 |
施工箇所詳細 | 屋根全面 |
施工期間 | 1週間 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト |
工事金額 | 45万円 |