京都市伏見区にて屋根修理〈築30年のコロニアル屋根をスーパーガルテクトにてカバー工法〉
2024/07/03
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
伏見区のお客様より、築30年経過して、雨漏りが心配なので梅雨のシーズン前に屋根を変えておきたいというご相談をいただきました。
現地に伺って屋根を調査したところ、築年数相当の傷みが見られました。スレート屋根の耐用年数が20~25年ですので、ルーフィングの耐用年数も考慮しても屋根を交換された方が安心です。
下地まで傷んでおらず、まだ雨漏りも行っていないためカバー工法による屋根リフォームをご提案いたしました。
お客様のご要望で耐用年数の長い屋根がいいということで、スーパーガルテクトにてカバー工法を行いました。
施工内容
施工前の様子
こちらが工事前の写真です。
築30年で初めての屋根メンテナンスとのことで、スレート屋根の塗装が劣化してかなり塗装が剥げてきています。
スレート屋根は新築の時は塗装で保護されていますが塗装が劣化してくると、セメントが主成分ですので水を吸ってもろくなってきます。
水分を吸っていると苔も生えやすく、吸水と乾燥を繰り返すことで割れや反りなども起こりやすくなります。
こちらの写真は建材を上にあげていてみづらいですが、かなり塗装が劣化しているのがよくわかるかと思います。
白くなっているところは塗装が剥げてしまってセメントの素地が見えてしまっている箇所です。黒い斑点は苔やカビです。
築30年近くになるとスレートの耐用年数を超えることや、その下のルーフィングも耐用年数が切れてくるため、屋根が破損などすると雨漏りを起こしやすくなります。
ルーフィングの施工
まずは既存の屋根の上からルーフィングを貼っていきます。
カバー工法では屋根材だけでなく、屋根の下で雨を最終的に防ぐこのルーフィングも新しくなるのが雨漏り防止の観点から大きなポイントです。
使用したのは改質アスファルトルーフィングのカッパです。
ドーマーのあるところには谷板金を取り付けていきます。
こうした継ぎ目部分は雨漏りを起こしやすいので、板金を取り付けて雨水がうまく排水できるようにします。
スーパーガルテクト葺き
ルーフィングの上から新しい屋根材である「スーパーガルテクト」を葺いていきます。
お客様から耐用年数の長い屋根材を、というご希望がありましたが、こちらのスーパーガルテクトは約25年~35年の耐用年数があり、穴あき25年、赤さび20年のメーカー保証もあります。
また断熱機能もあるので、夏は室内の気温の上昇を抑え、冬は室内の暖かい空気を逃さないことで快適な空間をサポートしてくれます。
色はシェイドチャコールを選ばれました。
頂点の棟部には棟板金と換気棟も取り付けを行いました。
貫板には木材ではなく、樹脂製のタフモックを使用しました。樹脂は腐食に強いので、貫板が腐食して棟板金が劣化することによる雨漏りのリスクや屋根材の痛みのリスクを抑えることができます。
施工後
こちらが施工後の様子です。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
スレートが築30年を超えてくると雨漏りリスクが高くなってきます。
最近は雨量の多いゲリラ豪雨などもありますので、梅雨シーズン前に傷んだ屋根を交換されておくのがおすすめです。
一度雨漏りが起こってしまうとお家の資産価値が低下してしまうだけでなく、もし屋根の下地まで傷んでいたら葺き替えが必要となり、工事費用も高くなってしまいます。
コロニアル(スレート)屋根を葺き替えする場合の費用については下記をご参照ください。
台風シーズンや梅雨前に屋根の点検を受けることで、危険な箇所を早期発見して雨漏りのリスクを低下させることができます。
また家を長持ちさせることにもつながります。
京都市での葺き替えやカバー工法など屋根修理は屋根の専門店・山口板金にお任せ下さい。
屋根の点検は無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。
現場住所 | 京都市伏見区 |
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施工内容 | 屋根カバー工法 |
築年数 | 築30年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト(シェイドチャコール) |
工事金額 | 50万円 |