京都市伏見区にて築30年戸建て雨漏り修理〈スーパーガルテクトにてカバー工法〉
2024/04/19
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都市伏見区の方から、内装工事を別の業者さんに依頼をされていて、その工事中に雨漏りが発覚したため屋根修理の見積もりのご依頼をいただきました。
今内装業者さんにも屋根工事の見積もりを依頼しているけれども屋根は屋根職人に依頼をしたいので、見積りを見比べたいとのことでした。
現地にお伺いして現地調査を行ったところ、雨漏りの原因は屋根の劣化で、葺き替えかカバー工法が必要な状態でした。
ALC外壁で鉄骨の建物であり、耐久性は問題なかったので、現在のカラーベストにスーパーガルテクトのカバー工法を行うことをご提案して見積を提出しました。
やはり屋根職人依頼したいとのことと、あと値段も予算内だったということでご依頼をいただきました。
屋根をカバー工法したことで無事に雨漏りも止まりました。
京都市伏見区にて築30年戸建て雨漏り修理を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の屋根の様子です。
築30年ということで、既存のスレート屋根全体に経年劣化が見られました。
塗装も色あせだけでなくかなり剥げてしまっており、防水機能がほぼなくなってきています。
カビや苔も散見され、劣化でスレートが浮いてきており、その隙間から雨が入り込んでいました。
30年経過していますと、下のルーフィング(防水シート)の耐用年数も切れている可能性が高くなります。
防水シートは屋根に入り込んだ水をガードして排水する役目があり、このルーフィングが劣化すると雨漏りするリスクが高まります。
ルーフィングの施工
カバー工法では既存の屋根を葺き替えのように撤去せず、上からルーフィングと新しい屋根材を被せます。
既存の棟板金などの各板金を撤去した後に上から全体にルーフィングを被せます。
使用したルーフィングは、「カッパ23」という改質アスファルトルーフィングで、釘穴のシール性や耐久性の高いルーフィングです。
今回用いる「スーパーガルテクト」では改質アスファルトルーフィング同等かそれ以上のルーフィングの使用をすすめています。
特に最近ゲリラ豪雨などで雨量が増えていることから、ルーフィングは雨漏りから守る重要なものとなっています。
カラーベストはタッカーが打てないため面子(板金の切れ端)を使用して小さな釘で止めています。
スーパーガルテクトの施工
ルーフィングを張り終わったら新しい屋根材であるスーパーガルテクトを葺いていきます。
軒先から棟という順番で施工します。
スーパーガルテクトは1㎡あたり5kg、スレートは1㎡あたり18~20kgと大変軽量な屋根材です。そのためカバー工法で屋根が二重になってもそこまで重さが増えません。また基材はガルバリウム鋼板を強化してさらに錆びにくく耐久性の高いSGL鋼板が使用されています。
施工後
棟板金を施工して完工です。
樋も経年劣化していたのであわせて交換を行っています。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
よく見られる化粧スレート屋根の耐用年数は25~30年です。
耐用年数近くなると劣化が進行して雨漏りが発生するリスクも高くなります。
雨漏りが起こって内部の腐食や天井などまで傷みが出てしまうとその分修理費用もかかってしまいます。
築20年を経過したらカバー工法など屋根のリフォームをご検討ください。
カバー工法は既存屋根を撤去しない分、撤去費用がかからず、費用を抑えて施工が可能です。野地板が劣化していなければ雨漏り修理にも有効です。
また雨漏りから屋根を守るルーフィング選びも重要です。
屋根の下にあり目立ちませんが弊社ではルーフィングのご説明もさせていただき、寿命の長い屋根材の時には屋根に耐久性をあわせたルーフィングの使用をおすすめしています。
京都市にて雨漏り修理や屋根修理をご検討の方は、屋根の専門職人・山口板金に一度ご相談ください。
現場住所 | 京都市伏見区 |
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施工内容 | カバー工法、雨樋交換 |
築年数 | 築30年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 3日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト |
工事金額 | 120万円 (足場、雨樋も込) |