京都府宇治市にて屋根修理〈下屋カバー工法〉
2024/04/01
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
宇治市にお住まいのお客様から、下屋の屋根修理のご依頼をいただきました。
こちらのお客様は、外壁塗装を行われていた際に屋根も塗装でメンテナンスを行う話があがったのですが、特に下屋根の劣化がひどく、数か所に割れも見られたため、下屋は屋根の修理を行いたい、と弊社にご連絡をいただきました。
お伺いして屋根の状態を調査させていただいたところ、下屋に割れや板金にも錆が見られました。
幸いにして雨漏りや下地の腐食は見られなかったので、屋根カバー工法をご提案いたしました。
なるべく費用を抑えたいということと、勾配を考慮して立平葺きにて施工いたしました。
宇治市にて屋根修理〈下屋カバー工法〉を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の下屋の様子です。
ひび割れが進行して、屋根材が欠け始めています。
放置していると、そのうち屋根材が飛散や落下する危険があります。
屋根材がなくなってしまうと防水シートがむき出しになり、防水シートが雨に晒されて傷みが進み、雨漏りしやすくなります。
ルーフィングの施工
隅棟などの板金を撤去したあと、上からルーフィングを張っていきます。
今回使用したルーフィングは改質アスファルトルーフィングの「カッパ23」です。
アスファルト含浸紙を改質アスファルトで被膜し、裏面を合成不織布でラミネートした、釘穴シール性に優れたルーフィングです。
立平葺きの施工
ルーフィングの上から、ガルバリウム鋼板を立平葺きで葺いていきます。
立平葺きは、棟側から軒側まで水の流れを遮るものがないため、排水性に優れ、勾配の少ない屋根にも施工できます。
板金の施工
壁との取り合い部分には雨押え板金、そして隅棟を施工して完工です。
上にベランダが乗っているタイプの下屋根ですが、狭い箇所もしっかり施工しています。
施工後
こちらが施工後の様子です。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
これまで屋根のメンテナンスはされていなかったということで築年数相当の傷みが見られました。
築40年という年数を考慮すると、大屋根もカバー工法を行うのが利用ですが、今回ご予算の関係で下屋のみとなりました。
屋根は外壁よりも目立たない場所ではありますが、放置していると確実に劣化が進みます。
スレート屋根やセメント屋根は主な材質がセメントであり、屋根材そのものの防水性は低いため、塗装を行うことで表面を多い、保護しています。
そのため塗装が劣化して防水性を失うと、屋根材が雨を吸収して乾燥と吸水を繰り返すことでひび割れを起こします。
ひび割れが悪化すると屋根の欠けや、やがて雨漏りの原因になってしまいます。
見えにくい場所ですので、定期的な状態の確認のため、定期的に点検を受けられたり、外壁のメンテナンスの際に一緒に調査を依頼するのがおすすめです。
スレート屋根の特徴やメンテナンスについて詳しくは下記をご覧ください。
宇治市や京都市などにて屋根修理をご検討の方は、ぜひ山口板金に一度ご相談ください。
現場住所 | 宇治市 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 約40年 |
施工箇所詳細 | 下屋 |
施工期間 | 1日 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板 |
使用屋根材2 | ルーフィング:カッパ23 |
工事金額 | 15万円 |