京都市西京区にて屋根修理〈スーパーガルテクトによるカバー工法〉
2024/03/27
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都市西京区にお住まいのお客様から、築32年のご自宅が、屋根の年数が気になる、塗装と修理どちらがいいのか悩んでいるというご相談をいただきました。
ネットで屋根業者を探されて、京都で職人直営で行っているということで弊社にご依頼いただきました。
現地にお伺いして屋根調査を行ったところ、屋根の劣化がかなり進行していました。
状態と築年数からスレート屋根が耐用年数を超過している点から、今後のことも考慮してカバー工法をおすすめいたしました。
耐久性の高い軽い屋根材を、とのご希望でしたので、スーパーガルテクトをご提供いたしました。
京都市西京区にて築32年のスレート屋根をスーパーガルテクトにてカバー工法を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の屋根の様子です。
元の塗装の色がわからないほど塗装が剥げてしまっています。
またカビや苔、ひび割れなども見られました。このまま放置していると、屋根の劣化が進んで雨漏りに発展する可能性が高くなります。
スレート屋根の耐用年数は25~30年ですので、そろそろ屋根リフォームの時期です。
下地の傷みがみられない場合には、既存の屋根を撤去しないカバー工法がおすすめです。
ルーフィングの施工
まずは現在の屋根の棟板金や貫板を撤去します。
そして上から屋根の防水を担うルーフィング(防水シート)を張っていきます。
ルーフィングは通気エコルーフを使用しています。こちらは通気性の高いルーフィングです。
スーパーガルテクトの施工
ルーフィングの上から新しい屋根材である「スーパーガルテクト(シェイドブラック)」を葺いていきます。
スーパーガルテクトはさびにくいガルバリウム鋼板をさらに改良したSGL鋼板(超耐久ガルバ)を基材として、表面には遮熱塗装、そして裏面には断熱材が張り付けられており、遮熱と断熱の効果をもつ屋根材です。
棟・換気棟の施工
最後に棟を取り付けます。
今回のお客様の屋根は、換気棟がついていなかったので、換気ができるように換気棟をおすすめいたしました。
二つ取り付けています。特にカバー工法の際は換気棟をつけることで、湿気対策になります。
温かい空気は上に登ってくるので、小屋裏に湿気が溜まりやすくなります。その湿気を屋根の換気棟から逃がして換気することで、湿気を防ぎ、また夏は熱気も逃してくれるので暑さ対策としても注目されています。
湿気は建物にとって天敵であり、換気を行うことで屋根や建物を傷める心配も無くなります。
▷参考記事:屋根の「換気棟」とは?役割やメリット・デメリットを解説
雨押え板金の施工
雨漏りを起こしやすい壁との取り合い部分には、雨押え板金を施工し、隙間をシーリングで止水処理を行っています。
施工後
こちらが施工後の様子です。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
屋根をリフォームされる際に、塗装か修理(カバー工法か葺き替え)で悩まれる方が多くいらっしゃいます。
ご自宅の屋根がスレート屋根の場合、スレートの耐用年数は25~30年ですので、20年を経過されている場合、屋根塗装をされても数年後にはリフォームが必要です。
まだ長くお住まいになられる場合は、長い目でみると耐久性の高い屋根材にリフォームするのがおすすめです。
下地が傷んでいない場合には、現在の屋根材を撤去しないカバー工法を行うと、廃材も少なく撤去費用も抑えられるので、工事費用を抑えて工事が行えます。
京都市やその近郊にて屋根修理をご検討の方は、ぜひ山口板金に一度ご相談ください。
現場住所 | 京都市西京区 |
---|---|
施工内容 | 屋根カバー工法 |
築年数 | 築32年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト(シェイドブラック) |
工事金額 | 50万円 |