京都府向日市にて築30年戸建て屋根修理〈スーパーガルテクトによるカバー工法〉
2024/02/19
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
向日市にお住まいのお客様から、屋根修理のご依頼をいただきました。
今回外壁塗装をされるついでに屋根修理も行いたいということで、ネットで検索されて弊社にお問い合わせをいただきました。
早速現地に伺ったところ、築30年で屋根は一度もメンテナンスされていなかったとのことで、かなり塗装も劣化しており、耐用年数を考慮するとカバー工法を行った方が耐久性も向上することをご説明させていただき、ご提案させていただきました。
向日市にて築30年戸建て屋根修理〈スーパーガルテクトによるカバー工法〉を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前のスレート屋根の様子です。
築30年で、これまで屋根はメンテナンスされてこなかったとのことで、築年数相当の劣化が見られます。
白くなっているところは塗装がなくなって基材が見えてしまっています。
スレート屋根の耐用年数が20~25年であることを考慮すると今屋根塗装をしてもすぐに屋根リフォームが必要になることと、カバー工法を行なえば屋根とその下のルーフィングシートが刷新されることで、屋根の耐久性が向上します。
今回屋根の勾配が強いため、屋根足場を設置して作業を行います。
ルーフィングの施工
棟板金など各種役物を撤去したあと、ルーフィングシートを張っていきます。
使用したのはライナールーフです。従来のルーフィングを改良したアスファルトルーフィングの先駆けといえる製品で、高い防水性と耐久性をもっています。
スーパーガルテクトの施工
ルーフィングの上から新しい屋根材となるアイジー工業株式会社のスーパーガルテクトを葺いていきます。
非常に軽量な屋根材ですので、屋根が二重になるカバー工法に最適な屋根材です。
軽いだけではなく、基材がSGL鋼板というガルバリウム鋼板をさらに改良した丈夫な素材であり、中心には断熱材も組み込まれているため断熱機能も有した、高機能な屋根材です。
棟の施工
葺き終わったら棟を施工します。
棟の下地にはタフモックという合成樹脂製の貫板を使用します。貫板には従来は木材を使用していましたが、最近では腐食に強い樹脂製のものが主流となってきています。
上から板金カバーを施工して仕上げます。
最後に樋を含めた各所の清掃を行って完工です。
樋にはゴミが入りやすいため、施工後には必ず樋の清掃も行い、各所きれいにしてからお引き渡しを行います。
施工後
こちらが施工後の様子です。お色はチャコールです。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
スレート屋根やセメント瓦は屋根材そのものに防水性がないため、塗装によるメンテナンスが必要な屋根材です。
しかし塗装によって防水性を回復することはできても、傷んだ屋根の耐久性そのものを回復することはできません。
特に耐用年数が近くなってくると、カバー工法や葺き替えを行った方が、長い目で見たトータルのコスト的にお得になります。
また、今回のように、外壁塗装を行われる際に一緒に屋根工事も行われると、足場を建てるのが一度で済むため、その分足場の費用が節約できます。
▷参考記事:外壁塗装と屋根修理の関係について。一緒にやるとお得なの?
京都市やその近郊にて屋根修理をご検討の方は、ぜひ山口板金に一度ご相談ください。
【築30年のスレート屋根をカバー工法したその他の施工事例】
現場住所 | 京都府向日市 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 約30年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト(シェイドチャコール) |
工事金額 | 100万円 |