亀岡市にて屋根修理〈塗装の施工不良のカラーベストをエバールーフでカバー工法〉
2023/09/20


お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
こちらの亀岡市にお住まいのお客様は、4年前に大阪の塗装業者に一度塗装をしてもらったそうですが、塗装がもう剥がれてきたので、屋根修理を考えているとのご相談をいただきました。
現地に伺って調査を行ったところ、塗装してはいけないカラーベストに塗装を行ったため、すぐに塗装が剥がれたものと見受けられました。
お客様にご説明をしたところ、修理費用を抑えたいというご要望でしたので、エバールーフ横葺きにてカバー工法をご提案いたしました。
亀岡市にて雨屋根修理〈カラーベストをエバールーフでカバー工法〉を行った様子をご紹介いたします。
施工の様子
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
塗装がところどころ錆びてきてしまっています。


カラーベスト(スレート)屋根の中には塗装ができないものがあります。
屋根の耐久性がなく、塗装をしても屋根自体が劣化しているためすぐに剥がれたり塗装した意味がなくなってしまいます。
業者の中にはこうしたことに詳しい知識がなく、塗装してはいけない屋根に塗装をしてしまうようなこともあります。
こうした屋根には塗装が行えないため、葺き替えやカバー工法などを行う必要があります。
今回は下地に傷みが見られなかったため、工期や工費が節約できるカバー工法をご提案いたしました。
こちらの屋根には太陽パネルが設置されていたため、そちらをまずは一旦撤去してから作業を行います。
ルーフィングの施工
既存の屋根材の上からルーフィングを貼っていきます。
このルーフィングは防水シートとも呼ばれるように、しっかりと隙間なく屋根に敷き詰めることで雨を通さず、建物を雨漏りから守ってくれます。
屋根材本体の施工
ルーフィングの施工が終ったら上から屋根材を葺いていきます。



今回使用した屋根材は、日鉄鋼板の「エバールーフ横葺き」です。
ガルバリウム鋼板製の屋根材で、スーパーガルテクトよりも費用が抑えられるため採用しました。
お色は元の屋根に近い青色系を選ばれました。
こちらの屋根には天窓がついており、天窓は雨漏りを起こしやすい場所ですのでより慎重に雨仕舞を行います。
周囲に加工した板金を被せて抑えることで雨が入り込まないように工夫しています。

参考サイト:トップライト(天窓)から雨漏りが発生!5つの原因と修理方法は?
最後に太陽光パネルを元に戻して完工です。
工事によって期待できる効果
カラーベスト屋根はセメントが主材で屋根自体に防水性がなく、塗装によって防水性を確保しています。
カラーベストの中には再塗装に適さないものがあり、そちらを塗装したことで塗装が剥がれて屋根材自体が劣化していますが、カバー工法を行うことで屋根材の耐久性が向上し、雨漏りのリスクも低下しました。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
屋根材によって適切なメンテナンスの方法は異なります。
塗装してはいけない屋根に塗装をしてしまうなど適切なメンテナンスを行わないと折角おこなった工事が無駄になってしまいます。
屋根修理や屋根リフォームは経験豊富な実績ある業者に依頼することのが、工事費用を無駄にしないためにも重要です。
亀岡市や京都市など京都での屋根修理は経験豊富な山口板金にお任せください。
現場住所 | 亀岡市 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 25年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | エバールーフ横葺き(日鉄鋼鈑株式会社) |
工事金額 | 186万 (太陽光パネルの脱着と足場費用込み) |