長岡京市にてカバー工法〈カラーベストからガルバリウム〉
2021/02/05
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
長岡京市のお客様より、屋根は築25年が経過していてお隣が屋根修理をされていてそろそろ我が家も時期的に大幅な屋根リフォームをしたほうがよいのではと思われ当社にご相談頂きました。
現地調査をさせていただいたところ、ヒビ割れや欠損が数カ所見つかったため、施主様とご相談の上、金属屋根によるカバー工法をご提案いたしました。
先日、長岡京市にて、カラーベストのカバー工法を行いました。
施工前の様子
まず、こちらが施工前の写真です。
雨漏りなどの大きな不具合こそ起こっていませんでしたが、屋根表面はひび割れや欠損が起きており、雨染みのようなものができています。
屋根材を守る防水層は失われており、建物を守るはずの屋根自体が雨に対して無防備な状態だということです。
カラーベストやコロニアル(製造会社である「株式会社ケイミュー」がつけたスレート屋根材の商品名)は、耐用年数が20年前後とされています。
耐用年数を過ぎた屋根材は耐久性・防水性が損なわれ、雨風や紫外線といった自然環境に対して非常に弱くなってしまいます。
そうなれば、屋根材自体にヒビ割れや欠損が起こり、そこから雨漏りが発生するリスクが高まってしまいます。
屋根表面も色褪せたようになるので、美観の面でもよくありません。
その意味で、今回ご依頼いただいたタイミングは、耐用年数を過ぎているものの不具合が起こる前だったので、まさに最適なタイミングだったと言えるでしょう。
施工の様子
施工の様子をご紹介します。
ルーフィング新設
はじめに既存の棟板金と貫板を撤去し、新しい防水シートであるルーフィングを屋根面全体に張り込みます。
ルーフィングは屋根材の下で屋根から漏れてきた雨などの水分を最終的にブロックして雨漏りを防ぐ下葺き材です。このルーフィングが劣化すると雨漏りのリスクは高まります。
参考サイト
雨漏り防止の強い味方!ルーフィング(防水シート)の種類と特長
屋根材新設
次に屋根材を新設します。
今回は、カラーベストの上からゴムアスルーフィングを施工し、ニスク販売の「かんたん横葺」を施工致しました。
(現在は商品名が変わり、「横葺NSPro」になっています)
「かんたん横葺」は、ガルバリウム鋼板で出来ている横葺の屋根材になります。
裏に5ミリほどの遮熱材が付いていて遮熱性にも優れており、見た目もスマートで人気の屋根材になります。
スーパーガルテクトのランクを一つ下げたような屋根材で、お客様にパンフレットをお見せしてお選びいただきました。
施工の際は、継ぎ目が目立つ屋根材の場合継ぎ目を揃えて葺くようにしていおります。
また、前が通学路で雪が落ちるのを心配されておられましたので、路地面だけ雪止めを設置しました。
貫板・棟板金新設
屋根材を葺き終えたら屋根の天辺にある棟部分に貫板と棟板金を設置します。
棟板金が重なる部分は隙間ができてしまうので、コーキングで雨水が入らないよう防水します。
カバー工法 完工
以上で完工です。
工事によって期待できる効果
欠損や雨染みの発生していたカラーベストから金属屋根へとカバー工法を行うことで、雨漏りへの不安が改善され、ルーフィングと屋根材が新調されたことで防水性と耐久性が回復しました。
カバー工法で屋根が二重になることで防音性や断熱性の向上も期待できます。
お客様へのお礼
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
雨漏りが発生する前にご依頼いただき、よいタイミングだったかと存じます。
丈夫な屋根材で雨漏りしやすいポイントもしっかりと施工を行っておりますので、ご安心ください。
今後なにかありましたらいつでもお気軽にご相談ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
山口板金は、今回使用した「かんたん横葺」をはじめ、ガルバリウム鋼板など板金工事に自信があります。
職人のエゴや都合ではなく、お客様一人一人の屋根に最適な屋根材をご提案させていただきます。
京都でのカバー工法、屋根板金工事は、山口板金にお任せください!
現場住所 | 長岡京市 |
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施工内容 | カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
使用屋根材1 | かんたん横葺(現:横葺NSPro) |
工事金額 | 700,000円 |