京都市伏見区にて屋根修理〈築20年ドーマー付きコロニアル屋根のカバー工法〉
2024/02/05
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都市伏見区にお住まいのお客様より、築20年のご自宅のコロニアル屋根が苔が生えてきて気になる塗装など行った方がいいのか一度見てほしいとのご相談をいただきました。
現地にお伺いして屋根の調査を行ったところ、全体に塗装が劣化しており、両面に苔やカビが生えていました。またひび割れも見受けられました。
コロニアルの耐用年数を考慮すると、今塗装されても数年後にはまたリフォームが必要になってしまうことをご説明した上でカバー工法をおすすめいたしました。
他に相見積もりをとられていたようですが、最終的に金額が見合っていたとのことで弊社にご依頼いただきました、ありがとうございます。
こちらの屋根にはドーマーが設置されていましたが、雨漏りを起こしやすい境目部分も慎重に施工いたしました。
京都市伏見区にてコロニアルのカバー工法で屋根修理を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前のコロニアル屋根の様子です。
築20年でこれまで塗装などメンテナンスされてこなかったとのことで経年劣化が進行し、表面を保護する塗装がかなり剥がれてしまっています。
コロニアル(スレート)屋根はセメントが主な材料で、屋根材そのものには防水性がありません。
塗装が劣化すると屋根材が水を吸収して、苔やカビが生えやすい屋根材です。
また、屋根材が水を吸い込むと膨張し、乾燥すると収縮をします。それを繰り返すことで負荷がかかりひび割れが発生します。
ルーフィングの施工
棟板金などを撤去した後、上からルーフィングを張っていきます。
ルーフィングは屋根材の下にあり、屋根から染み込んできた雨水を防ぐ重要な役割があります。
築20年経過するとそろそろルーフィングの耐用年数も切れてくるため、屋根材と一緒に新調できるカバー工法がおすすめです。
今回使用したのは通気性に優れた換気エコルーフです。
谷板金の施工
こちらの屋根にはドーマーがついています。
ドーマーはおしゃれな西洋風の三角屋根で、ドーマーがあると屋根の形状が複雑になり、屋根との境目など継ぎ目が多く雨漏りを起こしやすい箇所です。
継ぎ目部分には写真のように谷板金を施工して雨漏りしないように慎重に施工を行います。
屋根材本体の施工
ルーフィングの上から新しい屋根材を葺いていきます。
使用したのは軽くて耐久性があり、さらに断熱機能と意匠性にも優れた弊社おすすめの屋根材「スーパーガルテクト」です。
棟板金、換気棟の設置
棟部の施工を行い、換気棟も新しく設置します。
換気棟は、効率よく屋根や屋根裏の換気が行え、内部結露を防ぐことができるおすすめの換気方法です。
▷参考記事:屋根の「換気棟」とは?役割やメリット・デメリットを解説
施工後の様子
アンテナも元に戻して完工です。ドーマー部も形に合わせて加工して施工を行っています。
こちらは3階建ての住宅で、安全に配慮して作業を行いました。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
コロニアル(スレート)屋根の耐用年数は20~25年ですので、築20年を経過されましたらそろそろ屋根のリフォームをご検討ください。
塗装とカバー工法でお悩みになられるお客様が多くいらっしゃいますが、築20年以上ですと耐用年数を考慮するとカバー工法が長い目で見てお得です。
カバー工法について詳しくは下記をご覧ください。
ドーマー付きの屋根は構造が複雑で、施工に注意が必要です。
弊社にはドーマー周りの施工など雨を防ぐ雨仕舞に慣れた職人が多く在籍しておりますので安心してご依頼ください。
山口板金では屋根の状態に合わせて最適な工事をご提案いたします。
京都でのカバー工法など屋根修理は山口板金にお任せ下さい。
【築20年コロニアル(スレート)屋根のカバー工法の施工事例】
現場住所 | 京都市伏見区 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 築20年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト |
工事金額 | 40万 |