京都府長岡京市にて屋根修理〈築20年スレート屋根をスーパーガルテクトにてカバー工法〉
2024/01/18
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
長岡京市にお住まいのお客様から、築20年のご自宅の屋根修理のご依頼をいただきました。
外壁塗装をされた際に合わせて屋根もリフォームしたい、というセットでのご依頼です。
調査を行ったところ、屋根はこれまでメンテナンスをされたことがないとのことで、塗装が劣化して屋根材が露出していました。
築年数と状態を考慮し、屋根カバー工法をご提案いたしました。
京都府長岡京市にてスーパーガルテクトにてカバー工法を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の屋根の状態です。
塗装が劣化してしまい、ほとんど色が残っていないような状態です。
白くなっている箇所は、屋根材が露出している箇所です。
スレート屋根は、セメントベースの屋根材ですので素材に防水性はありません。
新築の時には塗装で保護されており、防水機能がありますが塗装が劣化してくると防水が失われ、苔やカビの繁殖や、吸水と乾燥を繰り返すことでひび割れや反りなどの変形が起こります。そうなると屋根材にダメージが蓄積され、傷みが早くなります。
ルーフィングの施工
屋根の上からルーフィングという屋根を雨漏りから守る防水シートを張っていきます。
屋根の全面に隙間なく張り付け、しっかりと屋根に固定していきます。
通気性を考慮し、「換気エコルーフ」を使用しました。
こちらの屋根は段差がある屋根で、こうした部分は雨漏りが起こりやすいので、ルーフィングを立ち上げて特に丁寧に施工します。
スーパーガルテクトの施工
ルーフィングの上から屋根材を軒先から取り付けていきます。
こちらの屋根材はアイジー工業の「スーパーガルテクト」です。ガルバリウム鋼板をさらに改良したSGL鋼板を基材とし、断熱材と一体になった断熱機能もある非常に軽量な屋根材です。
錆びにくいので、スレート屋根のような約10年単位の塗装メンテナンスも不要です。
お色はシェイドブラウンをお選びになられました。
棟部の施工
棟部の施工に移ります。
棟板金を設置するために、貫板を設置します。
弊社では木材よりも腐食に強い樹脂製のタフモックを標準使用しています。
板金カバーをかぶせて、換気棟も取り付けます。
施工後の様子
カバー工法が完工しました。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
外壁をリフォームされる際に、屋根も併せてリフォームされる方が多くおられます。
外壁塗装も屋根工事もどちらも足場を必要としますが、別々に工事を依頼すると毎回足場を立てる必要があります。そうすると15~20万円の足場代が都度必要になってしまいます。
一緒に工事をされると足場を立てるのも一度で済むので、その分お得に工事が行えます。
また工事中にはどうしても音がでますが、ご近所への配慮も一度で済むのも気が楽ですよね。
参考記事:外壁塗装と屋根修理の関係について。一緒にやるとお得なの?
京都での屋根修理や屋根リフォームをご検討の方は一度ご相談ください。
現場住所 | 京都府長岡京市 |
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施工内容 | 築20年 |
築年数 | カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト(シェイドブラウン) |
工事金額 | 50万 |