京都市伏見区にてアスファルトシングル屋根雨漏り修理〈立平葺きにてカバー工法〉
2024/10/23
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
今回伏見区にお住まいのお客様から、築50年近く経ったお住まいのアスファルトシングル屋根の劣化と雨漏りについて悩まれており、弊社にご依頼いただきました。さらに風による影響で屋根材が近隣住居に飛散することも心配されていました。
また、屋根の見栄えが悪くなっていることも気にされており、修理をご希望されました。
現地に伺ったところ、シングル屋根の劣化により、雨水が内部に侵入していることを確認いたしました。また現在の屋根の勾配が緩いため、雨水の流れが悪くなっていたことも雨漏りの原因として考えられます。
お客様のご要望である「なるべく費用を抑えたい」という点を考慮して、コストパフォーマンスに優れた立平葺きカバー工法をご提案しました。
京都市伏見区にて雨漏りしているアスファルトシングル屋根を立平葺きでカバー工法を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前のアスファルトシングル屋根の様子です。
築50年で、これまで特にメンテナンスなどはされていなかったとのことで、劣化が進み、表面の層が剥がれてかなり剥離しています。
特に軒先の劣化が激しく、下地が見えてしまっています。
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またシングル屋根は3.5寸以上の勾配が必要な屋根ですので、勾配の緩い屋根には適していません。勾配が合わないと、雨水がうまく排水されずに雨漏りの原因になってしまいます。
幸い下地の腐食がそこまで激しくなく、またこの先長く住む予定はないとのことでしたので、カバー工法にて屋根修理を行います。
ルーフィング(防水シート)の施工
既存の屋根材の上に、屋根から入った雨から下地を守るルーフィングを施工しました。
新しいルーフィングを施工することで雨水の侵入を防ぎ、建物内部への水漏れリスクを最小限に抑えます。ルーフィングは屋根全体をしっかり覆うため、雨漏りから屋根を守るという観点から非常に重要な工程です。
立平葺きカバー工法の施工
新しいルーフィングの上から、立平葺きでカバー工法を行いました。
今回の工事では、雨漏りに強く、コストパフォーマンスの高い立平葺きを採用しました。
立平葺きは、コストを抑えながらも雨水の流れを遮らない造りから防水性が高く、勾配が緩い屋根に対しても葺くことができるため、特に勾配の緩い屋根に最適です。
施工後
こちらが施工後の様子です。
既存の屋根を解体せずに新しい屋根材を取り付けることで、コストを抑えつつ、雨漏りに強い新しい屋根を施工しました。
今回は下屋の施工でしたので、足場は設置せずに脚立にて作業を行いました。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
築年数の経過とともに屋根材が劣化し、特にシングル屋根では雨水の侵入や風による屋根材の飛散が懸念されるケースが多いです。
今回劣化したシングル屋根を立平葺きで覆うことで費用を抑えつつ、効果的に修繕が行えました。
弊社ではご予算や今後どのくらい住まわれたいかなどのご希望に合わせた工事をご提案いたします。
京都市やその近郊にて屋根修理をご検討の方は、ぜひ山口板金に一度ご相談ください。
現場住所 | 京都市伏見区 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 築50年以上 |
施工箇所詳細 | 下屋 |
施工期間 | 1日 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板 |
工事金額 | 8万円 |