京都府向日市にて築50年のカラーベスト雨漏り修理〈横暖ルーフにてカバー工法〉
2024/07/09
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
向日市にお住まいの方から、雨漏りのご相談をいただきました。
現地に調査に伺うと、現在のカラーベスト(スレート)屋根にひび割れがあり、そこからポタポタと下まで雨漏りをしていました。
幸いにも下地まで腐食はしておらず、カバー工法にて施工可能な状態でしたので、カバー工法による屋根修理をご提案いたしました。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前のカラーベストの様子です。
以前にひび割れを補修された跡がありますが、築50年が経過して塗装もしばらくされていない状態で屋根全体が脆くなっていました。
細かいヒビ割れができており、そこから雨が入り込んで雨漏りを起こしていました。
天井裏なども確認し、雨漏りの範囲などから下地まで腐食はないと判断し、カバー工法を行います。
ルーフィングの施工
カバー工法ですので、既存屋根は撤去せずに上からルーフィングを貼っていきます。
築50年ということで、ルーフィングの耐用年数もだいぶ昔に切れてしまっていたことも今回の雨漏りの原因です。
屋根のヒビ割れや破損が起こってもルーフィングが機能していればすぐに雨漏りすることはありません。
しかしルーフィングが耐用年数が切れてしまうと水から守る力が低下し、釘穴のシール性も弱まり雨漏りを起こしやすくなります。
新しい屋根材の施工
今回新しい屋根材には「横暖ルーフαs」を使用しました。
ニチハ株式会社のSGL鋼板の屋根材で、スーパーガルテクト同様に断熱材一体型の耐久性の高い屋根材です。
お色はモスグリーンを選ばれました。
▷参考記事:横暖ルーフとはどんな屋根材?メリットやデメリットを解説
軒先にはセットバックスターターを施工してカバー工法の際に生じる段差を解消し、雨どいにスムーズに排水されるようにしております。
棟板金や各所板金を取り付けて完工です。
▷参考記事:雨漏り予防に必須の「セットバックスターター」の役割
施工後
こちらが施工後の様子です。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
雨漏りを起こしている場合、下地である野地板まで腐食を起こしているとカバー工法は行えず、葺き替えが必要になります。
下地が腐食しているかどうかは、天井裏の確認や、雨漏りの範囲、触った感触、歩いてみた感触、放置されていた期間などを考慮してこれまでの屋根職人としての経験から判断しています。
下地が問題なければカバー工法を行うことで雨漏り修理も行えます。
スレート屋根の耐用年数が20~25年で、ルーフィングは建売などで使用されている最もやすいアスファルトルーフィングで約10年、弊社で標準使用している改質アスファルトルーフィングで約30年の耐用年数となっています。
棟板金も約10年程度で浮きなどが発生することがあります。そのためスレート屋根の場合、築10年や築20年といった節目に点検を受けるのがおすすめです。
▷参考記事:屋根の劣化の種類について紹介!該当項目があれば無料点検を受けよう
山口板金でも屋根の無料点検を承っております。
見積、現地調査も無料ですのでお気軽にご相談ください。
京都での雨漏り修理、葺き替え、カバー工法など屋根修理は山口板金にお任せ下さい!
現場住所 | 京都府向日市 |
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施工内容 | 雨漏り修理〈カバー工法〉 |
築年数 | 築50年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフ(ニチハ) |
工事金額 | 50万円 |