京都市右京区にてトタン屋根雨漏り修理〈葺き替え〉
2020/01/19
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
こちらのお客様よりトタンの屋根が雨漏りしているので修理をしてほしいというご依頼をいただきました。
調査させていただいたところ、現在のトタン屋根が劣化して全体に錆が目立ち、一部穴あきも起こっていたことによって雨漏りが発生していました。
コストと耐久性の良さを重視されていたので、パフォーマンスが良く耐久性も高いガルバリウム鋼板による立平葺きをご提案いたしました。
京都市右京区の雨漏り修理に伴うトタン屋根葺き替え工事の施工の様子をご紹介します。
施工の様子
施工前
屋根全体のほとんどが錆びている状態で、劣化がかなり進んでいます。
ここまで錆が進んでしまうと、穴があいて雨漏りを起こしてしまうことも珍しくありません。
こうしたトタンの屋根は瓦棒葺きで葺かれており、屋根材が重なる部分に芯木という木材が入っています。
この芯木の腐食も劣化の原因となります。
▷参考記事:トタン屋根の特徴やメンテナンスについて
下地の新調
今回は葺き替え工事ですので、古い屋根材はすべて解体・撤去します。
下地である野地板まで傷んでいたため、野地板も新調します。
既存の屋根材、下地等の撤去後、新しい野地板を張ります。
野地板は屋根を支える重要な部材で、ここが傷んでいると屋根の耐久性が大きく低下してしまいます。
新調した野地板の上に、雨水を最終的に防ぐ防水シートを施工して、上から屋根材を葺いていきます。
立平葺きの施工
上から新しい屋根材を立平葺きにて施工します。
立平葺きは長い金属板(ガルバリウム鋼板)を横につなげていく縦葺きの一種です。
水が流れる方向に遮るものがないので、排水性の高い葺き方です。
周囲を囲むパラペット上部の板金も劣化して雨漏りを起こしやすい場所ですが、こちらの内側の板金と上部の笠木板金も張り替えております。
工事によって期待できる効果
錆びて劣化したトタン瓦棒葺き屋根をガルバリウム鋼板で張替えたことによって雨漏りが止まりました。
ガルバリウム鋼板は見た目はトタンと似ていますが、ガルバリウム鋼板はトタンの3~6倍錆びにくく、耐久性の高い屋根材です。
ガルバリウム鋼板を立平葺きで葺くことによって、水捌けもよく雨漏りを起こしにくく長持ちする屋根になりました。
立平葺きは瓦棒葺きのように芯木が入っていないため腐食の心配がなく、より雨漏りのリスクを抑えることができます。
もちろん見栄えも良くなりましたが、家の保護する機能性も向上しています。
お伝えしたいこと
トタンは錆びやすい屋根のため、定期的な屋根塗装によるメンテナンスが欠かせません。
しかし錆が全体に広がってしまうと塗装では対処できないため、葺き替えやカバー工法が必要となります。
大切な家に少しでも長く住み続けるためには屋根のメンテナンスを定期的に行っていただく必要があります。
この度は山口板金にご依頼いただきありがとうございました。
また何か気になることなどございましたらお気軽にご相談ください。
京都市での葺き替え工事など屋根修理は山口板金にお任せください。
現場住所 | 京都市右京区 |
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施工内容 | 屋根葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板 |
工事金額 | 70万円 |