京都市山科区にて天井からの雨漏り修理〈カバー工法〉
2022/11/02
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都市山科区にお住まいのお客様から、築25年、スレート屋根のご自宅の屋根リフォームを検討されているというご相談でした。
天井の二か所に雨じみがあってそろそろ屋根の修理を考えないとダメだなあ…と思われたそうです。
弊社のHPをみて『よさそう』と思っていただき、相見積もりのご依頼をいただきました。
なるべく早く現地調査のご希望でしたので、すぐに伺い拝見させていただいた結果、屋根の塗料が完全に劣化して屋根材がむき出しになり、ひび割れなども起こっていました。
そのひび割れから雨漏りが発生し、天井に雨染みを作っていたようです。
屋根の状態から、野地板の腐食までないと判断し、スーパーガルテクトによるカバー工法をご提案いたしました。
見積のご提案内容や金額、対応の早さを評価していただき、弊社にご依頼をいただきました。
京都市山科区にて雨漏り修理(スーパーガルテクト葺きカバー工法)を行いました。
以下工事の詳細をご紹介いたします。
施工の様子
施工前
こちらが施工前の様子です。
塗料がすっかり劣化して剥落し、屋根材自体が露出して全体が白くなってしまっています。
屋根の塗装には、屋根材をコーティングして雨から守る防水という大事な機能があります。それが劣化してしまうと屋根材が雨を吸水して、膨張と乾燥による収縮を繰り替えしてひび割れを起こしてしまいます。
ひび割れから雨が入り込むと下のルーフィングの劣化も早くなり、やがて雨漏りを起こしてしまいます。
今回屋根の下の野地板には劣化が見られなかったため、カバー工法による雨漏り修理をご提案いたしました。
もしも野地板に腐食などが見られる場合には葺き替え工事が必要になります。
▷参考記事:雨漏り修理にも効果的なカバー工法とは
ルーフィングの施工
カバー工法を行うため、既存の棟を撤去したあと、屋根の上からルーフィングを施工します。
このルーフィング(防水シート)が耐用年数以内なら、屋根から水が入り込んでも最終的に水をシャットアウトして雨漏りから守ってくれます。
今回使用したルーフィングは田島ルーフィングの「タディスホワイト」。
従来のアスファルトルーフィングを改良した改質アスファルトルーフィングを使用した、強度・寸法安定性・釘穴シール性に優れた高級ルーフィングシートです。
耐用年数は約20年あります。
屋根材の施工
ルーフィングの上から、屋根材本体である「スーパーガルテクト」を施工していきます。
山口板金では屋根リフォームの際にはスーパーガルテクトをおすすめさせていただいています。
理由として、
・さびにくい金属の「超高耐久ガルバ」が採用されており高い耐久性
・⼀般的な屋根材およそ10年で塗り替えが必要ですが、スーパーガルテクトなら15年間は再塗装が不要
・優れた遮熱性&断熱性
・スレート屋根に比べて約1/4、和瓦屋根に比べて約1/10と超軽量なので耐震性が向上する
など様々なメリットがありますがさらにもう一つ、「保証がしっかりしている」という点が挙げられます。
施工後
こちらが施工後の様子です。
お色は新色のワインレッド。スーパーガルテクト独自のちぢみ塗装をあいまって高級感のある仕上がりとなりました。
工事によって改善された点
雨漏りもおさまり、劣化の激しかった屋根をカバー工法したため、屋根の耐久性が大幅に向上しました。
また断熱・遮熱の機能の高いスーパーガルテクトを施工したので、暑い夏などには、室内に室外の温度が伝わりにくく室温が快適に保たれやすくなります。
施工担当者より
この度は弊社にご依頼いただき誠にありがとうございました。
綺麗になった屋根をご覧いただき、施主様にも「気になっていた屋根がきれいになり雨漏りもおさまってほっとした」とお喜びいただけました。
屋根は普段目にしないため、劣化していてもなかなか気が付くことができない場所です。
まわりの環境によってはご自宅の屋根が見えないということもあるかと思います。
スレート屋根の場合は、定期的な塗装によって屋根を水から守っています。
また、最終的に雨漏りから保護しているルーフィングにも耐用年数があり、こちらが切れてしまうとすぐに雨漏りをしてしまいます。
定期的な屋根のメンテナンスが大切なご自宅を雨漏りから守ります。
山口板金はスーパーガルテクトの施工を得意としています。
京都でスーパーガルテクトを使用した葺き替え工事・カバー工法をご検討中の方は、ぜひ山口板金をご用命ください!
現場住所 | 京都市山科区 |
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施工内容 | 雨漏り修理(スーパーガルテクト葺きカバー工法) |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 3日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト |
工事金額 | 80万円 |