京都市山科区にて雨漏り修理〈防水箇所に立平葺きにてカバー工法〉
2022/09/09
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
ゴルフ場の打ちっぱなし場の屋根から雨漏りしているというご相談をいただきました。
現場にうかがうと、渡り廊下の屋根の防水工事が行われている部分が劣化して雨漏りをしていました。
防水工事の上から立平葺きによるカバー工法による補修をご提案いたしました。
先日、京都市山科区にて雨漏り修理(ガルバリウム鋼板の立平葺きカバー工法)を行った様子をご紹介いたします。
施工の様子
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
6平米ほどの渡り廊下の屋根にはもともと雨漏り防止のために防水工事が行われていましたが、その防水が劣化したことが原因で雨漏りを起こしていました。
防水層は紫外線などにより経年劣化すると膨らんできて内部に水が溜まり、下に水が漏れて雨漏りを起こしてしまいます。
ルーフィングの施工
防水層の上から屋根を被せるカバー工法にて補修していきます。
まずは防水層の上にルーフィングを施工します。
夏場は屋根が高温になってルーフィングが解けてしまうので、弊社ではタディスホワイトを使用しております。
改質アスファルトルーフィングで、釘穴のシール性にも優れています。
立平葺きの施工
ルーフィングの上からガルバリウム鋼板の0.35mmを使用して立平葺きを施工します。
写真だと横葺きに見えますが、元からある小さな屋根に向かって水が流れるようになっています。
そのままだと水が溜まってしまうため、板金を加工して下に水が流れるように雨仕舞を行っております。
工事によって改善された点
雨漏りを起こしていた箇所にカバー工法を行うことで、雨漏りが無事に止まりました。
劣化した防水層に立平葺きでカバー工法を行い、板金を加工して雨仕舞を行ったので水が溜まりにくく屋根の排水性が向上しています。
施工担当者より
近年、非常に軽いため地震に強いとされている金属屋根が屋根リフォームだけでなく新築でも採用されるケースが増えています。
その中でも、特に注目されているのが今回行なった立平葺きです。
ガルバリウム鋼板など金属屋根の葺き方には、軒に対して垂直に葺いていく縦葺き、そして軒に対して水平に葺いていく横葺きがあります。
立平葺きは縦葺きに分類される葺き方で、雨漏りに強い屋根材の葺き方と言われています。
屋根の頂点から軒まで一枚の長い板金で屋根が構成されるので継ぎ目が無いのが立平葺きの特徴です。
継ぎ目が無いということは、雨水が屋根材の下に侵入する隙間が無いということでもあり、雨漏りの発生リスクを最小限に抑えることができるのです。
さらに、立平葺きでは長尺の屋根材を葺いていくため、他の屋根材(瓦・スレート)などと比べると、必要となる屋根材の数も少なくて済み、それ分工事の工程も短くなります。
工事の工程が短くなるということは、それだけ工賃も抑えることができるので、工事費用自体も抑えることができます。
立平葺きについてさらに詳しくは下記をご覧ください。
雨漏りをもし放置されてしまうと、内部の木造部分が腐食を起こして建物の耐久性そのものに大きな被害を与えてしまうこともあります。
またシロアリ発生の原因にもなりますので、雨漏りを発見されたら早急にご連絡ください。
山口板金では立平葺きも得意としていますので、屋根リフォームをご検討中の方はぜひ山口板金をご用命ください。
京都での雨漏り修理、金属屋根工事、そして立平葺きは山口板金にぜひお任せください!
現場住所 | 京都市山科区 |
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施工内容 | 雨漏り修理〈防水箇所に立平葺きにてカバー工法〉 |
施工箇所詳細 | 渡り廊下の屋根 |
工事金額 | 10万円 |