2021年2月10日
先日西京区にて、瓦からスーパーガルテクトへの葺き替え工事を行いました。
今回、屋根瓦から雨漏りがしてるとのことで工事のご依頼を頂戴しました。
現地調査を行ったところ、確かに屋根の中にまで雨水が入り込んでおり、中の木が腐っていたのでその箇所の取り替えも行っています。
まずは施工前の様子です。
瓦は数ある屋根材の中でも、頭ひとつ抜けて耐久性のある素材です。
通常で50年、メンテナンスをしっかりしてあげれば半永久的にもつと言われる瓦ですが、いくら瓦自体が丈夫でもその周囲の建材はそういう訳にはいきません。
写真をご覧いただくとお分かりのように、瓦自体に目立つ破損やヒビ割れなどはありませんが、棟の漆喰が崩れ瓦がズレ落ちてしまってます。
このように瓦周囲の建材、漆喰は15〜20年、瓦の下に敷いてあるルーフィングや野地板は20年程度と、瓦よりはるかに早く耐用年数を迎えます。
そのため、瓦屋根は見た目が綺麗でも定期的なメンテナンス、診断を行えば、意外と多くの不具合が見つかるものです。
工事についてですが、まずは既存の瓦を取り外し、その下に敷いてあった土を撤去していきます。
このように瓦の下に土を敷いて瓦を固定する工法を「土葺き(つちぶき・どぶき)」と言い、明治時代~昭和初期まで主流だった屋根の工法です。
続いて、寸三垂木を入れて、構造用合板12ミリの屋根下地を張っていきます。
次に、2次防水の役割を果たすゴムアスルーフィングを敷いていきます。
最後に、スーパーガルテクト葺のシェエドチャコール色を施工させていただきました。
今回の工事は、京都市の耐震補助の制度を使い工事をさせて頂きました。
耐震補助の制度の詳細は次の通りです。
「簡易耐震改修」
・対象:屋根を軽量化することなど簡易な改修方法で耐震性向上させる改修
・補助金額:改修設計及び改修工事にかかる金額の4/5(最高40万円)もしくは3/4(最高30万円)
※金額は市町村によって異なります。
屋根修理や雨漏り修理に関しては、利用できる制度や補助金があるのに、あまり一般の方にはその存在が浸透してないように感じます。
山口板金では、こういった利用できる制度や補助金についてもアドバイスさせていただき、少しでも皆様のご負担を減らした上で屋根修理・雨漏り修理を行っていただけるように努めております。
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