滋賀県大津市にて築40年屋根葺き替え工事
2025/06/04




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
滋賀県大津市にお住まいのお客様より葺き替え工事のご依頼をいただきました。
既存の屋根はスレート屋根。
雨漏りをしているわけではありませんでしたが、下地の耐久性が悪かったため「一回のリフォームで今後メンテナンスもないようにしたい」とのことで、回収効果の高い葺き替え工事を選ばれました。
施工前


こちらが施工前の様子です。
築40年のお宅なのですが、スレート屋根の色褪せやカビやコケの繁殖、またひび割れも見受けられました。
スレート屋根の耐用年数が25年前後なので、その耐用年数を大きく過ぎてしまっています。
雨漏りが起きていなくてよかったです…
ただ、下地はかなり傷んでいたので葺き替え工事で一から見直していきます!
施行中
野地板新設

こちらは旧野地板の上に新しく張った野地板の写真です。
野地板とは屋根材を支える下地の役割を果たしています。
そして、今回のポイントは野地板を2枚張りにしたことです。
1枚でももちろんいいのですが、元々の下地がかなり弱っていたので、耐久性を上げるために2枚張りで施工いたしました!
横暖ルーフS

新屋根材には横暖ルーフSを採用しました。
冒頭でも触れましたが、今回のお客さまのご要望は、
「一回のリフォームで今後メンテナンスもないようにしたい」
でした。
この横暖ルーフSはまさしくそのご希望に添える屋根材なんです!
横暖ルーフSはエスジーエル鋼板という高耐久な鋼板を採用しているので、一般的なガルバリウム鋼板の3倍以上の耐久性があります。
また、遮熱鋼板と断熱材が一体になっているので夏は涼しく、冬はあったかい室温環境にしてくれます。
無駄な電気代を抑えられるのは嬉しいポイントですよね。
その上軽量な素材なので、建物への負担も少なく、耐震面においても安心できる屋根材なんです!

また、横ジョイント部分には雨水の侵入を防げるように水空き穴も設けられています。
もしも雨水が侵入しても排水できる仕組みになっているので、雨漏りのリスクが抑えられます。
すばらしい屋根材ですよね!
▷参考記事:横暖ルーフとはどんな屋根材?メリットやデメリットを解説
完工


こちらで完工です!
担当者のコメント
この度は山口板金にご依頼いただきまして誠にありがとうございました。
元々のスレート屋根からとても美しく生まれ変わりましたね。
見た目だけでなく、防水性、耐震性、遮熱性、どれをとってもグレードアップしましたのでこれからも安心してお過ごしください!
今回は40年間ノーメンテナンスでもラッキーのことに雨漏りは起きていませんでしたが、かなりリスクの高い屋根の状態でした。
どうしても、普段の生活の中で屋根に意識が行くことは少ないかもしれませんがトラブルが起きてからだと修理の費用が嵩んでしまいます…
ぜひこの記事をきっかけに一度屋根の状態を見直してみてはいかがでしょうか!
▷参考記事:横暖ルーフとはどんな屋根材?メリットやデメリットを解説
▷参考記事:化粧スレート(カラーベスト・コロニアル)の葺き替え時期は?
現場住所 | 滋賀県大津市 |
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施工内容 | 屋根葺き替え |
築年数 | 40年 |
施工箇所詳細 | 屋根 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフS |
工事金額 | 70万円 |