京都市右京区にて雨漏り修理〈アスファルトシングルから立平葺きへ葺き替え工事〉
2021/02/08
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
こちらのお客様から、築40年のガレージ屋根から雨漏りが発生しているとのご相談をいただきました。
調査にうかがったところ、既存のアスファルトシングル屋根の劣化がかなり進んでおり、傷んだ箇所から雨漏りを起こしていました。
野地板まで腐食を起こしていたため、野地板の張替えとガルバリウム鋼板による立平葺きによる葺き替え工事をご提案いたしました。
先日、京都市右京区にて、雨漏り修理による葺き替え工事を行った様子をご紹介します。
施工の様子
施工前の様子
まず、こちらが施工前の様子です。
写真のようにアスファルトシングル屋根がだいぶ傷んでしまっていました。
アスファルトシングルの寿命は20年から30年ほどになり、20年が葺き替え時期となります。
耐用年数を大きく超えていたために劣化が進んでしまい、その箇所から雨漏りが発生したようです。
▷参考記事:アスファルトシングルってどんな屋根材なの?特徴やメリット・デメリットを徹底解説
屋根材の撤去、野地板施工
現在の傷んだ屋根材をすべて撤去します。
撤去後、新しい野地板として構造用合板12ミリを施工していきます。
雨漏りが起こった際、表面の屋根材だけを取り替えれば終わりということは少なく、野地板まで劣化が進んでいる場合には、野地板も取り替えないといけないケースがほとんどです。
屋根が受け止めきれなかった雨水が内部まで浸透し、野地板を腐食させてしまうのです。
また雨漏りが進行すると健康被害やシロアリの発生など様々な雨漏りによる二次被害が発生する可能性もあります。
また、最近の新築住宅は機密性が高いものが多く、一度雨水が内部へ入り込んでしまうとなかなか水分が乾かずに、結局内部で腐食が進行してしまう事例もあります。
ルーフィングと立平葺きの施工
野地板を施工した後は、新しい防水シートとしてゴムアスルーフィングを張ります。
そしてガルバリウム鋼板(厚み0.35mm)にて立平葺きを施工して完工です。
ガルバリウム鋼板の厚みは、メーカーと商品によって異なりますが、屋根は0.35mmの製品が多く、外壁は0.27mmの製品が多いです。
もちろん、厚みが厚いほど、凹みや歪みにくくなります。
しかし、「厚み=ガルバリウムの厚み」だと勘違いしている方や、「厚みがある=耐久性がある」と思い込んでいる人が多いのも事実です。
ガルバリウム鋼板の厚みは主に基材にあたる鉄の厚みを示し、「鉄の厚み」よりも「メッキ層の種類と厚み」の方が耐久性にとって重要な要素となります。
これからガルバリウム鋼板の屋根と外壁工事を検討している人は、ガルバリウム鋼板の厚みだけではなく、メッキ層の種類と厚みについてもご注意ください。
工事で改善された点
工事によって雨漏りも無事に止まり、野地板まで傷んでいた屋根の耐久性が回復しました。
また雨漏りによる二次被害も防ぐことができました。
お客様へのお礼点
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
雨漏りが無事に止まってよかったとお喜びいただき弊社としても大変うれしく存じます。
屋根のメンテナンスなど今後も何かありましたらいつでもお気軽にご連絡いただければ幸いです。
熟練の屋根職人である山口板金では、屋根材一つ一つの特徴についても丁寧にご説明させていただきます。
その上で、お客様ひとりひとりに最適な屋根材をご提案させていただきます。
京都での雨漏り修理は、山口板金にお任せください!
現場住所 | 京都市右京区 |
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施工内容 | 雨漏り修理による葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板(厚み0.35mm)による立平葺き |