京都市伏見区にて屋根修理〈築40年戸建ての屋根カバー工法〉
2025/09/02




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
築40年から50年は過ぎているご住宅でしたが、急こう配の屋根だったため幸い雨漏りは発生しておらず、今までメンテナンスをされてこなかったとのことでした。
下地にも特に問題がなかったので、屋根は取り外さず、新しい屋根を設置するカバー工法にて屋根修理をさせていただきました。
屋根材はMFシルキーを採用させていただきました。
施工前


特に頂上部の棟板金の部分の錆が激しく、ほとんどの部分が錆びてしまっています。
棟板金は金属でできているので、経年劣化によって塗膜が剥がれ、雨水、塩害や飛落物による傷によって錆が進行していきます。
いずれ穴が空いて雨漏りが発生することもありますので、定期的に錆止めの塗料を塗ったり、棟板金の交換などのメンテナンスをおこなう必要があります。
こちらのお住まいはスレート屋根材の部分の塗装も剥げており、築40年以上経過していましたので、新しく屋根材をカバー工法にて設置させていただきました。
施工中
防水シート設置


今までメンテナンスを一切されていなかったとのことで、下地の腐食などの劣化を心配していましたが、幸い、下地部分にはダメージはありませんでした。
古い屋根材を外さず、このまま上から防水シートを設置、新しい屋根材を設置していきます。
屋根葺き<MFシルキー>


防水シートの上から新しい屋根材、「MFシルキー」を設置していきます。
MFシルキーは、金属形成瓦や金属サイディングなどの建築質材の製造、販売をおこなっている福泉工業の「硬質ウレタン一体型ガルバリウム鋼板屋根材」です。
表面に遮熱顔料入りの塗膜を使用しており、裏面には最厚部9mmのノンフロンウレタンフォームの断熱材が吹き付けられているため、断熱効果、防音効果を備えています。
このノンフロンウレタンフォームも全面均等ではなく、空気層ができるように吹き付けているため、湿気を逃し、結露を防ぐ機能も。
表面のポリエステル樹脂塗膜が大柄ちぢみ模様を形成しており、高級感のある外観になっています。
施工後

これにて完工です。
担当者のコメント
このたびは「山口板金」にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
長年メンテナンスをされていないとのことでしたので、下地の劣化を心配しましたが、傾斜のきつい屋根だったことが幸いして、雨がとどまらず流れてくれおり、雨漏りが発生していないようでした。
下地にダメージがなかったため、このまま下地を使用して、上から新しく屋根材を設置するカバー工法で対応させていただきました。
錆びの目立っていた棟板金も新しくなりました。
こちらの住まいでは運よく、雨漏りが発生していませんでしたが、棟板金はそもそも屋根材と屋根材の接する頂上部分から雨水が侵入することを防ぐために設置されています。
錆などで劣化していくと、穴があき、雨漏りへつながりますので、お気づきになりましたら、早めにメンテナンスをご検討ください。
京都市で屋根修理、雨漏り修理をご検討でしたら、お気軽に「山口板金」までご相談お待ちしております。
現場住所 | 京都市伏見区 |
---|---|
施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 40年~50年 |
施工箇所詳細 | 屋根 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | MFシルキー |