京都市大山崎町にて築30~40年の屋根修理〈スレート屋根カバー工法〉
2024/01/11
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
大山崎町にお住まいの方より、築30~40年のご自宅を、外壁塗装のついでに、屋根修理もしたいとのご依頼をいただきました。
現地に伺ったところ屋根は一度塗装されており、スレート屋根の耐用年数が20~25年ということを考慮すると塗装を行っても近いうちに屋根材の寿命がきてしまうため、カバー工法による屋根リフォームをご提案いたしました。
京都市下京区にてカバー工法を行った様子をご紹介いたします。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
この写真ではわかりづらいのですが、向かって右側が塗料が劣化してけば立ってきています。
前回別の業者さんに依頼して塗装されたとのことですが、棟だけが塗装されていない中途半端な状態になってしまっています。
ルーフィングの施工
既存の屋根を解体しないカバー工法では、棟板金など各板金を撤去した後に、ルーフィングを上から張っていきます。
このルーフィングが最終的に雨漏りから守ってくれるため、隙間なく張り付けていきます。
弊社では「改質アスファルトルーフィング」を標準使用しています。今回は田島ルーフィングの「ニューライナールーフ」を使用しました。
屋根材の施工
ルーフィングの上から屋根材を葺いていきます。
こちらの屋根材は山口板金おすすめの「スーパーガルテクト」。非常に軽量なので屋根が二重になるカバー工法に最適です。
また断熱機能もついているので、夏の暑さ軽減効果が期待できます。
施工後の様子
棟など板金を施工して完工です。
カバー工法は屋根が二重になりどうしても湿気がこもりやすいため、新しく換気棟を設置しました。
熱い空気は上部にこもるので換気棟は換気効率が高く、小屋裏の内部結露防止にも有効です。
▷参考記事:屋根の「換気棟」とは?役割やメリット・デメリットを解説
棟板金の下地である貫板にはタフモック樹脂製を使用しました。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
スレート屋根の耐用年数は20~25年です。スレート屋根は定期的な塗装の必要な屋根ですが、耐用年数が近くなると、せっかく塗装してもすぐにカバー工法や葺き替えなどのリフォームが必要になってしまいます。
築20~30年の場合には、屋根塗装よりもカバー工法を行った方が、トータルで見たときのメンテナンス費用を抑えることができます。
山口板金では屋根の状態やお客様のご要望に合わせた最適な工事をご提案いたします。
現場住所 | 京都市大山崎町 |
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施工内容 | カバー工法 |
築年数 | 築30~40年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト |
使用屋根材2 | 下葺き材:ニューライナールーフ |
工事金額 | 60万円 |