京都市伏見区にて屋根修理〈スレート屋根から金属屋根への葺き替え工事〉
2023/01/13
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都市伏見区にて葺き替え工事を行いました。ご依頼頂いたのは築30年程のスレート屋根のご住宅です。
屋根の劣化がかなり進行してきており、美観性も悪いため屋根修理をお願いしたいとお問い合わせ頂きました。
現地調査をさせて頂いたところ、既存のスレート屋根はかなりの経年劣化が見受けられました。
屋根塗装のメンテナンスは数年前に一度行われていましたが、経年劣化により苔やカビの繁殖だけでなく、屋根材にもひび割れなど劣化が見受けられます。
スレート屋根であればカバー工法などが主流ですが、こちらには大前提として下地になる既存の屋根材が耐久性に問題が無いことが必要です。
こちらのご住宅の屋根材の耐久性は低く、カバー工法を行ったとしても、内部の劣化から雨漏りや、新調した屋根材にまで劣化が伝染する恐れがあります。
お客様に屋根材の状況を説明し、この度はスレート屋根から近年で主流となっている高耐久のガルバリウム鋼板屋根への葺き替え工事をご提案させて頂きました。
京都市伏見区にてスレート屋根から金属屋根への葺き替え工事を行った様子をご紹介します。
施工前の様子
施工前の写真をご覧いただくとおわかりのように、既存屋根は大きく色褪せが起こり、さらに雨染みやカビ・コケも発生し美観を損なっています。
美観だけでなく、耐久性に問題のある屋根材だったため、屋根の状態から下地の劣化も懸念されたので、葺き替えを行います。
既存の屋根材を撤去した後、下地の補強を行ったあと上からルーフィングを施工します。
そして上から新しい屋根材である高耐久性のガルバリウム鋼板屋根を施工しました。
施工後の様子
すっかりきれいになり、屋根の耐久性が向上しました。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただきありがとうございました。
お客様からも見違えるようにきれいになったとお喜びいただけました。
スレートはここ10年〜20年の間に建てられた新築住宅では採用率が高く、全国的に普及している屋根材です。
普及の理由としてその安さ、そして施工できる屋根修理業者の多さが挙げられます。
瓦や金属屋根と比べると屋根材自体の単価が安いため、結果的に初期導入コストを抑えることができます。
そして、スレートは全国的に普及している屋根材のため、取り扱いができる修理業者が非常に多い屋根材でもあります。
▷参考サイト:スレート(カラーベスト)屋根の特徴や長持ちさせる為のメンテナンス内容をご紹介
しかしスレートは屋根材自体に防水性がないため築後10年程度で今回のように色褪せやカビ・コケの発生が起こり始めます。
そのため、スレート屋根には10年〜15年に一度は定期的な再塗装が必要とされています。
そこでおすすめなのが、今回のようにスレートより耐久性のある金属屋根への葺き替え工事、あるいはスレートの上に新たに金属屋根を被せるカバー工法です。
どちらも屋根の耐久性を延ばし、定期的なメンテナンスの回数を抑えることが可能となります。
さらに葺き替え工事であれば、屋根を構成する下地やルーフィングまで綺麗にやり替えることができるので、屋根のリフォームとしては最も効果的と言えるでしょう。
併せて、スレートからさらに軽量な金属屋根に葺き替えることで、住まいの耐震性も向上します。
ただ、ここで注意が必要なのが、「スレートしか取り扱えない業者には注意が必要」という点です。
瓦や金属屋根は専門的な技術や知識が必要となりますが、スレートは施工しやすく扱いやすい屋根材のため経験が浅い、もしくは創業からの年数が浅い業者でも対応が可能となっています。
しかし、「瓦や金属屋根も扱えて、さらにスレートも扱える」と「スレートしか取り扱えない」では職人の技術に大きな差が生まれます。
そういった業者は、例えばお客様が瓦や金属屋根が良いと言ってもスレートしか勧めてこないケースが多いです。
スレートしか取り扱えない、もしくはスレートしか勧めてこない業者は技術・経験に乏しい場合があるので注意してください。
山口板金では屋根葺き替え工事、カバー工法のどちらにも対応可能。
さらに、スレートはもちろん瓦や金属屋根といった屋根材にも対応可能、特に金属屋根の施工には自信があります。
京都での屋根葺き替え工事、カバー工法は山口板金にお任せください!
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現場住所 | 京都市伏見区 |
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施工内容 | 屋根葺き替え |
築年数 | 約30年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 4日 |
工事金額 | 70万円 |