京都市伏見区にてスレート屋根から金属屋根への葺き替え工事
2023/01/13
京都市伏見区にてスレート屋根から金属屋根への葺き替え工事を行いました。
施工前の写真をご覧いただくとおわかりのように、既存屋根は大きく色褪せが起こり、さらに雨染みやカビ・コケも発生し美観を損なっています。
スレートはここ10年〜20年の間に建てられた新築住宅では非常に採用率が高く、全国的に普及している屋根材です。
普及の理由としてその安さ、そして施工できる屋根修理業者の多さが挙げられます。
瓦や金属屋根と比べると屋根材自体の単価が安いため、結果的に初期導入コストを抑えることができます。
そして、スレートは全国的に普及している屋根材のため、取り扱いができる修理業者が非常に多い屋根材でもあります。
現在では瓦屋根は取り扱えない職人さんも増えていますし、金属屋根も板金加工など専門的な技術を必要とします。
しかし、スレートは普及している屋根材、さらには施工がしやすい屋根材のため、比較的どんな業者であっても対応が可能。
修理やメンテナンスも対応できる業者が多いと言うのは、皆様にとっても大きなメリットと言えるでしょう。
ただ、ここで注意が必要なのが、「スレートしか取り扱えない業者には注意が必要」という点です。
上述の通り、瓦や金属屋根は専門的な技術や知識が必要となりますが、スレートは施工しやすく扱いやすい屋根材のため経験が浅い、もしくは創業からの年数が浅い業者でも対応が可能となっています。
しかし、「瓦や金属屋根も扱えて、さらにスレートも扱える」と「スレートしか取り扱えない」では職人の技術に大きな差が生まれます。
そういった業者は、例えばお客様が瓦や金属屋根が良いと言ってもスレートしか勧めてこないケースが多いです。
スレートしか取り扱えない、もしくはスレートしか勧めてこない業者は技術・経験に乏しい場合があるので注意してください。
さて、既存屋根であるスレートですが、他の屋根材と比べて耐久性が低く、築後10年程度で今回のように色褪せやカビ・コケの発生が起こり始めます。
そのため、スレート屋根には10年〜15年に一度は定期的な再塗装が必要とされています。
塗装によって耐久性と防水性を蘇らせて屋根を長持ちさせる訳ですね。
しかし同時に、他の屋根よりメンテナンスにかける手間・費用が嵩んでしまうのがスレートの大きなデメリットと言えるでしょう。
せっかく初期コストが安くても、メンテナンスを何度も行えば、結果として屋根にかけるトータルコストが嵩んでしまいます。
そこでおすすめなのが、今回のようにスレートより耐久性のある金属屋根への葺き替え工事、あるいはスレートの上に新たに金属屋根を被せるカバー工法です。
どちらも屋根の耐久性を延ばし、定期的なメンテナンスの回数を抑えることが可能となります。
さらに葺き替え工事であれば、屋根を構成する下地やルーフィングまで綺麗にやり替えることができるので、屋根のリフォームとしては最も効果的と言えるでしょう。
併せて、スレートからさらに軽量な金属屋根に葺き替えることで、住まいの耐震性も向上します。
山口板金では屋根葺き替え工事、カバー工法のどちらにも対応可能。
さらに、スレートはもちろん瓦や金属屋根といった屋根材にも対応可能、特に金属屋根の施工には自信があります。
京都での屋根葺き替え工事、カバー工法は山口板金にお任せください!