京都市伏見区にてクローゼットからの雨漏り修理〈屋根カバー工法〉
2024/08/27
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
伏見区にお住まいのお客様から雨漏り修理のご相談をいただきました。
4月に築約35年の3階建てのご自宅の、3階のクローゼットから雨漏りしていることを発見されました。
同時期に天窓からも雨漏りがあったため他社に工事を依頼し、天窓の補修と外壁のコーキングなどを行い、天窓は直りましたが現在クローゼットの雨漏りは直っていないとのことでした。
現在足場がかかっているそうなので、早めに現調をご希望されておられましので、さっそくお伺いして調査を行ったところ、屋根の棟板金の劣化による釘浮き箇所からの雨漏りが発覚しました。屋根全体が劣化していたためスーパーガルテクトによるカバー工法をご提案しました。
施工内容
施工前の様子
こちらが施工前のカラーベスト屋根の様子です。
築35年で外壁はご自分でちょこちょこ補修されてましたが、屋根はこれまで塗装などのメンテナンスはされていなかったそうです。
全体に劣化が進行し、屋根の塗装もすっかりなくなって元の色がわからない状態です。
塗装による防水性が低下しているので、カビや苔も生えやすくなります。
棟が劣化して、釘が浮いてしまっています。
棟を固定する釘は早ければ10年ほどで自然に浮いてきます。そこから生じた隙間から雨が入り込んで雨漏りを起こすことも珍しくありません。
こちらは棟の上に天打ちしてあるので、余計に雨が入りやすくなっています。
▷参考記事: 屋根の「棟板金」とは?役割や雨漏りの原因・予防策
ルーフィングの施工
今の屋根の上からルーフィングを張っていきます。
使用したのは、通気エコルーフです。通気性があり、湿気に強く傷みにくいルーフィングです。
雨漏りしていたので、こちらを使用しました。
スーパーガルテクトの施工
ルーフィングの上からスーパーガルテクトを施工します。
ステンレスビスで本体の取り付けを行います。お色はお客様のご希望でシェイドワインレッドを使用しました。
棟・換気棟の施工
棟はアルミの貫板をとりつけて施工しました。
こちらは大きな屋根で、換気棟を希望されていた3カ所取り付けを行いました。
換気棟を取り付けることで、換気効率が上がり、屋根裏の暑い空気が排出されることで室温を適切に保ち、また湿気を放出するためお家が長持ちします。
▷参考記事: 屋根の「換気棟」とは?役割やメリット・デメリットを解説
施工後
こちらが施工後の様子です。
無事に雨漏りも止まりました。
施工担当者より
この度は山口板金にご依頼いただき誠にありがとうございました。
クローゼットや室内で雨漏りを起こしている場合、原因が屋根なのか壁なのかよくわからないですよね。
こちらでの別の業者さんが外壁にコーキング補修をされていましたが、クローゼットの雨漏りは解消されていませんでした。
雨漏りは水の侵入箇所を突き止めることが最も重要です。
水は様々な箇所から入り込むため特定が難しいこともあります。そのため、業者選びが重要になります。
▷参考記事: クローゼットから雨漏りが起こる原因と対処法
雨漏りを防ぐためにも、屋根や外壁の定期的な点検は欠かせません。
特に屋根はご自身の目が届かずなかなか劣化や異変に気付きにくい箇所です。
10年を目安に、専門業者に定期点検を依頼するのがお薦めです。
早い段階で劣化が小さいうちに補修を行うのが、メンテナンス費用を抑え、お家を長持ちさせるコツでもあります。
屋根の点検は無料で行っていますので、お気軽にご相談ください。
また山口板金では外壁塗装も受けたまっております。
京都での雨漏り修理や屋根修理は山口板金にお任せ下さい!
現場住所 | 京都市伏見区醍醐新町 |
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施工内容 | 屋根カバー工法 |
築年数 | 築約35年 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 2日 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト(シェイドワインレッド) |
使用屋根材2 | ルーフィング:エコルーフ |
工事金額 | 85万円 |