ドローンを使った屋根点検とは?メリットや注意点を詳しく解説!
2025/07/18

屋根の劣化や雨漏りの兆候に気づいても、「高い場所だから見えない」「業者に頼むのがちょっと不安」と感じて、点検を後回しにしていませんか?
そんなときに便利なのが「ドローンを使った屋根点検」です。近年、技術の進化とともに多くの屋根修理業者が導入しており、京都の住宅事情にもぴったりの点検方法として注目されています。
この記事では、ドローン点検の特徴やメリット、注意点、そして点検後におすすめの屋根材「スーパーガルテクト」まで詳しく解説していきます。
ドローン点検とは?どんなことをするの?

ドローン点検とは、カメラを搭載した小型無人航空機(ドローン)を飛ばして、屋根の状態を空中から撮影・記録する点検方法です。
通常は作業員が屋根に登って行う調査ですが、ドローンなら遠隔操作で屋根全体を素早く・安全に確認できます。
・高画質カメラで劣化・破損箇所を撮影
・点検時間は10〜30分程度
・屋根に登らないので建物を傷める心配なし
山口板金でも、無料のドローン点検を実施しています。初めて屋根点検をする方にもおすすめの方法です。
ドローン点検の主なメリット【従来の点検とどう違う?】

屋根点検と聞くと、「屋根に登って確認するもの」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし近年、住宅点検の現場ではドローンを活用した新しい点検方法が主流になりつつあります。ここでは、ドローン点検の具体的なメリットを従来の方法と比較しながら解説します。
1. 足場不要でスピーディーに点検完了
従来の屋根点検では、点検だけのためにはしごや足場を設置する必要がある場合もありました。特に3階建てや傾斜が急な屋根の場合、安全確保のための準備にも時間と手間がかかります。
一方、ドローンを使った点検なら、足場やはしごを使わずにその場で即座に点検を開始できます。機材の設置から撮影・点検完了まで、早ければ30分程度で完了するため、お客様の時間的負担も大幅に軽減されます。
また、急なトラブルへの初期診断にも対応しやすいため、台風や強風の後など「とりあえず今の屋根の状態を確認したい」という場面でも非常に役立ちます。
2. 高所作業のリスクがゼロ
高所での作業は、経験豊富な職人にとっても常にリスクを伴う危険な作業です。屋根の上は滑りやすく、わずかなミスで事故につながる可能性があります。
特に京都のように勾配屋根や瓦屋根の多い地域では、職人が屋根に登るだけで瓦を割ってしまったり、屋根材を傷つけるリスクも少なくありません。
ドローン点検なら、作業者が屋根に登る必要がないため、作業中の事故リスクはゼロ。高齢のご家族がいるご家庭や、万が一の事故を懸念される方にとっても安心して依頼できる点検方法です。
3. 写真や動画で「見える化」できるから納得感が違う
屋根のトラブルは目視できないため、「本当に必要な修理なのか?」と疑問に思う方も少なくありません。とくに悪質業者による訪問販売の被害が報告されている昨今、不透明な説明には不安がつきものです。
ドローン点検では、高性能カメラで撮影した写真や動画を使い、屋根の状態をそのままお客様にお見せできます。瓦のズレ、スレートの割れ、板金の浮きや錆びなどが鮮明に確認できるため、必要な補修やリフォームの提案も納得をもって判断できます。
業者任せにせず、お客様自身が“見て判断できる”透明性の高い点検方法として評価されています。
4. 屋根を傷めず点検できる
意外と見落とされがちですが、従来の点検方法では、職人が屋根に登ることで屋根材に小さなダメージを与えてしまうケースもあります。
・瓦が割れる、ズレる
・スレートが傷つく
・コケや汚れを無理に踏んで滑る
・古い塗膜がはがれる
など、点検のつもりが屋根の寿命を縮める要因になってしまうこともあるのです。
その点、ドローン点検は屋根に直接触れないため、点検そのもので屋根を傷める心配がありません。築年数の古い住宅や、すでに劣化が進行している屋根にも適した、建物に優しい点検方法といえるでしょう。
ドローン点検で見つかる主な不具合

ドローンによる屋根点検は、従来の点検では見落とされがちだった細かい劣化や損傷まで、空撮映像を通じて確認できるのが大きな特徴です。ここでは、ドローン点検で実際に見つかる主な不具合を詳しく解説します。
瓦のズレ・割れ
瓦屋根は一枚ずつ重ねて施工されているため、地震や強風の影響でズレたり、割れたりすることがあります。ズレた瓦の隙間から雨水が侵入すると、下地の腐食や雨漏りの原因になります。
特に京都のような台風や突風の影響を受けやすい地域では、見た目に異常がなくてもドローンで上空から確認するとズレが見つかるケースが少なくありません。
スレート屋根の色あせ・劣化
スレート屋根(カラーベスト)は紫外線や雨風によって表面の塗膜が劣化しやすい屋根材です。色あせやコケの付着、塗装のはがれは劣化のサイン。
塗膜がなくなると防水性が低下し、雨水を吸い込んで内部まで傷んでしまうことも。ドローンの高解像度カメラで撮影すれば、人の目では分かりにくい微妙な色ムラや劣化箇所も確認可能です。
板金部分の浮きや外れ
屋根の接合部や棟部分には「板金(ばんきん)」と呼ばれる金属パーツが使われています。これが浮いたり外れたりしていると、そこから雨水が侵入するリスクがあります。
特に棟板金は、屋根の頂上を覆っているため、風を受けやすく、釘のゆるみや錆びによる浮きが起こりやすい部分です。ドローン点検では棟板金の状態やビス・釘の抜けまで、上空からくまなく確認できます。
雨どいの詰まりや破損
屋根と同時にチェックしておきたいのが雨どい(樋)の状態です。落ち葉やゴミが詰まっていたり、金具のゆるみで傾いていたりすると、雨水が正常に流れず、外壁や基礎への浸水リスクが高まります。
ドローン点検なら、はしごを使わなくても雨どいの内部まで鮮明に確認可能。高所作業の危険を伴わずに、安全・正確に点検できます。
コケや藻の繁殖
京都のように夏は湿気が多く、冬は寒暖差が激しい気候では、スレートや瓦などの屋根材にコケ・藻が発生しやすくなります。これらは見た目が悪いだけでなく、屋根材の防水性や耐久性を低下させる原因にもなります。
特に日当たりが悪い北面や、雨水がたまりやすい谷部分に繁殖しやすく、放置すると根を張って下地を侵食する恐れも。ドローン点検では、屋根全体を俯瞰して把握できるため、部分的な汚れや繁殖も見逃しません。
京都の屋根は過酷な気候にさらされている
京都は盆地特有の気候により、
・夏は蒸し暑く、屋根表面温度は60℃以上
・冬は寒暖差が激しく、凍結による膨張・ひび割れリスク
・台風や長雨による雨水浸入リスク
といった、屋根にとって非常に過酷な環境にさらされています。
こうした地域特性を考えると、年1回程度の定期的なドローン点検が劣化の早期発見・雨漏りの予防に非常に効果的です。
点検後の補修・リフォームにおすすめの屋根材「スーパーガルテクト」

ドローン点検で劣化や破損が見つかった場合、修理やリフォームを検討する必要があります。その際におすすめなのが、山口板金でも多く採用している「スーパーガルテクト」という屋根材です。
スーパーガルテクトの特長
・超高耐久ガルバを使用し、サビに強く長寿命(穴あき25年保証)
・表面に遮熱性フッ素樹脂塗装を施し、色褪せにも強い
・金属屋根でありながら、優れた断熱性と遮熱性を兼ね備える
・スレートの約1/4、和瓦の約1/10という超軽量設計
・カバー工法にも最適。既存屋根を壊さずに重ね葺き可能
京都のような気候の地域では、夏の暑さや冬の寒さ、台風による強風にも耐えられる断熱・耐風・耐久性能を持った屋根材が必要です。スーパーガルテクトなら、これらすべての性能をバランス良く備えています。
ドローン点検の注意点とよくある質問
Q1. ドローン点検はどの業者でもできる?
→ 実は、誰でも飛ばせるわけではありません。航空法の知識や、飛行許可を持った資格者が点検を行う必要があります。山口板金では、資格を持ったスタッフが対応しているので安心です。
Q2. ドローン点検は費用がかかる?
→ 山口板金ではドローン点検を無料で実施しています。修理を検討するかどうかを決める前に、お気軽にご相談いただけます。
Q3. 雨の日や風の強い日は飛ばせる?
→ ドローンは天候に左右されるため、強風・雨天時は飛行できません。日程は調整が必要ですが、事前にしっかりご案内します。
まとめ
屋根の劣化は、放置すると雨漏りや建物全体の傷みにつながります。ですが、専門知識がないと「本当に修理が必要なのか」判断できないもの。
だからこそ、まずは無料でできるドローン点検を活用して、屋根の状態をしっかり確認してみてください。
点検後に修理やリフォームが必要な場合は、高性能で長寿命な「スーパーガルテクト」など、お住まいに合った屋根材のご提案も可能です。
京都で屋根修理・雨漏り修理をお考えなら、地域密着・職人直営の山口板金におまかせください。