京都市伏見区にてガルバリウム鋼板の横葺きカバー工事
2022/11/08
京都市伏見区にてガルバリウム鋼板の横葺きカバー工事を行いました。
こちらが施工前の様子です。
今回、既存屋根はスレート屋根ですが、スレート屋根は他の屋根材と比べて比較的安く、新築の際に導入しやすい屋根のため、近年の新築から10年〜15年の住宅ではよく見かける屋根材です。
しかし、コストを抑えることができる反面、耐久性があまり良くないというデメリットもあります。
そのため、10年〜15年に一度は屋根塗装などによってメンテナンスを行うことが推奨されています。
もしメンテナンスを行わず放置してしまえばスレートの劣化が進み、結果的に雨漏りなど甚大な被害をもたらすこともあります。
今回は施工前の写真をご覧いただくとわかるように、目立った劣化の無い比較的綺麗な状態でのメンテナンスのご依頼でした。
このように、屋根のメンテナンスについては、「大きな被害が起こる前に、早め早めにメンテナンスを行う」ことが非常に重要です。
今回はカバー工法を採用していますが、もし雨漏りなどが発生していれば屋根下地までやり替えなければならず、葺き替え工事を選択することになったでしょう。
そうなればカバー工法より多額の修理費用が必要となり、皆様の負担も増えてしまいます。
屋根は、「大きな被害が起こる前に、早め早めにメンテナンスを行う」、これが大切です。
今回は屋根のメンテナンスとして、ガルバリウム鋼板を使用してカバー工事を行いました。
カバー工法を行うと、屋根は既存屋根と新しい屋根の二重構造になります。
そのため、断熱性や遮音性が向上するといったメリットもありますが、同時に屋根全体が重たくなってしまい耐震性が低下します。
このような理由から、カバー工法ではガルバリウム鋼板のような軽量な金属屋根材を使用し、できるだけ屋根への負担を軽減させるのが一般的です。
上述で、スレート屋根は新築から10年〜15年の住宅ではよく見かける屋根材とお伝えしました。
実はこのガルバリウム鋼板も新築で用いられることが多い屋根材で、2017年には新築で採用された屋根材のうち、金属屋根(ガルバリウム鋼板含む)がスレートと瓦を抑えてはじめて採用率1位になったというデータもあります。
また、スレートが10年〜15年に一度は塗装などメンテナンスを必要とするのに比べ、ガルバリウム鋼板はおよそ25年から35年の耐用年数を持っています。
この間きちんとメンテナンスを行い、金属屋根の天敵である錆びの発生をしっかり保護してあげれば、40年以上の耐久性の維持も十分に期待できます。
初期コストこそスレートより割高になりますが、後々のメンテナンスを考慮すれば新築の時点でガルバリウム鋼板を採用するのも賢い選択肢と言えるでしょう。
山口板金では、ガルバリウム鋼板を含む金属屋根の施工を得意としております。
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