京都市北区でスーパーガルテクトへの屋根葺き替え工事
2022/10/25
先日、京都市北区でスーパーガルテクトへの屋根葺き替え工事を行いました。
こちらが施工前の様子です。
山口板金もおすすめさせていただいているスーパーガルテクトですが、普段であれば葺き替え工事よりカバー工法でよく採用されている屋根材です。
理由はその軽量さにあります。
カバー工法はその名前の通り、既存の屋根を新しい屋根材でカバー(被せる)する工事です。
そのため、必ず屋根が新旧屋根材の二重構造となり、断熱性や遮音性が向上するといったメリットがある一方、重量が増してしまうので耐震性が低下するといったデメリットがあります。
振り子をイメージしていただくとわかりやすいですが、建物は重心(最も重たい部分)が上になればなるほど地震の際に揺れが大きくなります。
二重構造になる分重量が増し、屋根に重心が寄ってしまうため、建物が揺れの影響を受けやすくなってしまう訳ですね。
そのため、カバー工法には軽量な金属屋根が使用されるのが一般的です。
二重構造になるのは避けられないので、少しでも重量の増加を抑えるために、少しでも軽い屋根材を使う訳です。
金属屋根の中でも耐久性に優れたスーパーガルテクトは、カバー工法を行うのに打って付けの屋根材なのです。
そのスーパーガルテクトを、今回は屋根葺き替え工事で使用して行きます。
葺き替えは上記の写真のように既存の屋根材を全て撤去し、新たに屋根材を葺いていく工事です。
カバー工法であれば、既存屋根をそのまま使用するのでどうしても重量が増しますが、葺き替え工事であればスーパーガルテクトのみとなるので非常に軽量な屋根になります。
瓦屋根から比べると約1/10程度の重量になるので、その分耐震性も向上します。
また、一般的な金属屋根の欠点とされている耐久性・断熱性・遮音性の悪さもスーパーガルテクトは克服しています。
こちらが完工の様子です。
山口板金ではスーパーガルテクトなど金属屋根、また屋根板金の工事を最も得意としています。
京都で金属屋根の葺き替え、あるいはカバー工法をご検討中の方は、ぜひ山口板金にお任せください。